コロナFH-G3225YとダイニチFW-3226NCの違いを比較

コロナのFH-G3225YとダイニチのFW-3226NCは、どちらも木造9畳・コンクリート12畳までを目安に使える石油ファンヒーターです。
対応する広さや最大暖房出力はよく似ていますが、細かく比べると点火速度・消費電力・最小暖房出力・サイズ・重量などに違いがあります。
先に大きな違いをまとめると、電気をあまり使わず弱火で長く運転したいならFH-G3225Y、予熱なしで早く点火したいならFW-3226NCが選びやすいでしょう。
| 比較項目 | コロナ FH-G3225Y | ダイニチ FW-3226NC |
|---|---|---|
| 暖房の目安 | 木造9畳・コンクリート12畳 | 木造9畳・コンクリート12畳 |
| 暖房出力 | 3.19~0.63kW | 3.20~0.74kW |
| タンク容量 | 5L | 5L |
| 通常の着火時間 | 約55秒 | 約35秒 |
| 速い点火 | 秒速点火で最速約7秒 | 約35秒 |
| 燃焼中の消費電力 | 弱燃焼時約11W・強燃焼時約20W | 小火力時約52W・大火力時約98W |
| 運転音 | 約21~35dB | 約24~35dB |
| サイズ | 高さ424×幅385×奥行325mm | 高さ429×幅371×奥行299mm |
| 重量 | 約8.8kg | 約7.4kg |
FH-G3225YとFW-3226NCの主な違い一覧
2機種の違いで特に注目したいのは、「暖まり始めるまで」と「暖まったあとの運転」です。
FW-3226NCは予熱をしていない状態でも約35秒で着火するため、朝起きたときや帰宅直後など、すぐに暖房を始めたい場面に強いのが特徴です。
一方のFH-G3225Yは通常点火では約55秒かかりますが、暖房出力を0.63kWまで落とせるうえ、燃焼中の消費電力も低めです。
そのため、部屋が暖まったあとに火力を抑えながら長時間使う場合は、FH-G3225Yの特徴が活きやすくなります。
最大暖房出力はほぼ同じ
最大暖房出力は、FH-G3225Yが3.19kW、FW-3226NCが3.20kWです。
数値だけを見るとFW-3226NCが0.01kW高いものの、実用上はほとんど差がないと考えてよいでしょう。
「どちらのほうが圧倒的に暖かい」という比較ではなく、同じクラスの暖房能力を持った2機種と考えると分かりやすいです。
最小暖房出力はFH-G3225Yのほうが低い
違いが出るのは最小暖房出力です。
FH-G3225Yは0.63kWまで火力を落とせるのに対して、FW-3226NCは0.74kWまでとなっています。
部屋が十分に暖まったあとや、それほど寒くない日に使う場合には、必要以上に強い暖房を続けるよりも弱火に調整できるほうが使いやすいことがあります。
弱い火力で室温を維持しやすい点はFH-G3225Yのメリットです。
点火速度はFW-3226NCが速い
通常の使い方で比べた場合、点火の速さはFW-3226NCが優れています。
FW-3226NCは予熱なしで約35秒で着火するため、「電源を入れてすぐ暖まり始めてほしい」という人に向いています。
石油ファンヒーターは真冬の朝などに使うことが多いため、約20秒の差でも毎日使うと使い勝手の違いを感じやすいでしょう。
燃焼時の消費電力はFH-G3225Yが低い
電気の使用量には大きな違いがあります。
FH-G3225Yは燃焼中の消費電力が約11~20Wなのに対し、FW-3226NCは約52~98Wです。
石油ファンヒーターの主な燃料は灯油ですが、内部のファンや燃焼機構を動かすために電気も使用します。
長時間使うことが多く、電気の使用量もできるだけ抑えたい場合はFH-G3225Yが魅力的です。
本体サイズと重量にも違いがある
FH-G3225Yは幅385mm・奥行325mmなのに対し、FW-3226NCは幅371mm・奥行299mmです。
FW-3226NCのほうが高さはわずかにありますが、幅と奥行はコンパクトです。
また、重量もFW-3226NCが約7.4kgと軽いため、掃除などで本体を移動する機会が多い場合には扱いやすいでしょう。
FH-G3225YとFW-3226NCの共通点

違いが注目されやすい2機種ですが、石油ファンヒーターとしての基本的なスペックには共通する部分も多くあります。
特に暖房の目安とタンク容量が同じなので、「同じ広さの部屋で使うモデル同士を比較したい」という場合に選びやすい組み合わせです。
木造9畳・コンクリート12畳まで対応
FH-G3225YとFW-3226NCは、どちらも暖房の目安が木造9畳・コンクリート12畳までです。
寝室や個室はもちろん、住環境によっては比較的小さめのリビングなどでも検討しやすいクラスとなっています。
ただし、同じ畳数でも建物の断熱性能や外気温、部屋の形状によって暖まり方は変わります。
寒冷地や吹き抜けのある部屋では、畳数だけで判断せず余裕のある暖房能力を選ぶことが大切です。
タンク容量はどちらも5L
灯油タンク容量は、どちらも5Lです。
そのため、「片方だけ給油回数が極端に少ない」という違いはありません。
給油の頻度は、使用時間や設定温度、外気温などによって変わりますが、タンクそのものの容量は同じなので比較しやすいでしょう。
最大暖房能力は約3.2kW
最大暖房出力はFH-G3225Yが3.19kW、FW-3226NCが3.20kWです。
どちらも約3.2kWクラスなので、部屋が冷え切っているときに使う最大火力については大きな違いがありません。
暖房能力だけを理由にどちらか一方を選ぶ必要性は低く、点火速度や省電力性などで選ぶほうが分かりやすいでしょう。
省エネ運転に対応
両機種とも、必要以上に燃料を使わないよう工夫された運転機能を備えています。
FH-G3225Yには最大火力を抑えながら室温を調整するセーブモードがあります。
FW-3226NCには、室温の変化に合わせて燃焼量を自動調整するecoおまかせモードがあります。
方式は異なりますが、どちらも「いつでも最大火力で運転し続ける」のではなく、状況に合わせて燃焼量を調整できます。
給油時に手が汚れにくい工夫がある
灯油を使う暖房器具では、給油のしやすさも意外と重要です。
FH-G3225Yにはよごれま栓、FW-3226NCにはワンタッチ汚れんキャップが採用されています。
どちらもキャップ開閉時に手が灯油で汚れにくいよう工夫されているため、従来のねじ込み式キャップが面倒に感じていた人にも使いやすいでしょう。
暖房性能を比較|FH-G3225YとFW-3226NCはどちらが暖かい?

石油ファンヒーターを選ぶうえで、やはり気になるのが暖房性能です。
結論からいうと、最大火力で暖める能力については2機種にほとんど差がありません。
ただし、暖まったあとの火力調整まで含めて考えると、それぞれの特徴が見えてきます。
| 暖房性能 | FH-G3225Y | FW-3226NC |
|---|---|---|
| 最大暖房出力 | 3.19kW | 3.20kW |
| 最小暖房出力 | 0.63kW | 0.74kW |
| 木造 | 9畳まで | 9畳まで |
| コンクリート | 12畳まで | 12畳まで |
最大暖房出力の違い
最大暖房出力の差はわずか0.01kWなので、実際に使ったときの最大火力による暖かさはほぼ同等と考えられます。
「FH-G3225YよりFW-3226NCのほうが数値が高いから大幅に暖かい」というわけではありません。
むしろ、使い勝手の違いとして注目したいのは、最大火力に達する能力ではなく、着火までの速さと暖まったあとの火力調整です。
対応畳数に違いはある?
対応畳数には違いがありません。
どちらも木造住宅では9畳まで、コンクリート住宅では12畳までが目安となっています。
そのため、同じ部屋で候補にしている場合でも、対応畳数を理由にどちらかを外す必要はないでしょう。
ただし、部屋の断熱性が低い場合や、窓が多い部屋、頻繁にドアを開閉する部屋では暖気が逃げやすくなります。
部屋が暖まったあとの火力調整を比較
最大火力ではほぼ同じですが、最小火力はFH-G3225Yのほうが低くなっています。
FH-G3225Yは0.63kWまで絞れるため、暖房を弱めながら室温を維持しやすいのが特徴です。
例えば、朝の冷え切った部屋では強く暖め、その後は弱い火力で保温したい場合に使いやすいでしょう。
室温が安定したあとも長く使う家庭では、FH-G3225Yの細かな火力調整がメリットになりやすいです。
長時間運転ではFH-G3225Yが使いやすい
FH-G3225Yは火力を低く絞れるうえ、燃焼中の消費電力も低めです。
そのため、朝だけ短時間使うというより、休日に数時間連続して使ったり、在宅中に長めに運転したりする人との相性が良いでしょう。
「一気に暖める性能はほぼ同じ、暖まったあとに弱く長く使いやすいのがFH-G3225Y」と覚えておくと比較しやすくなります。
電気代を比較|FH-G3225YとFW-3226NCはどちらが省エネ?

石油ファンヒーターなので暖房の中心となるエネルギーは灯油ですが、運転中には電気も使います。
この電力消費量を比較すると、2機種には比較的大きな違いがあります。
燃焼中の電気使用量をできるだけ抑えたいなら、FH-G3225Yが有利です。
| 消費電力 | FH-G3225Y | FW-3226NC |
|---|---|---|
| 強運転時 | 約20W | 約98W |
| 弱運転時 | 約11W | 約52W |
| 待機時 | 約0.8W | 約1.0W |
燃焼中の消費電力を比較
FH-G3225Yの燃焼中消費電力は、おおむね約11~20Wです。
一方、FW-3226NCは約52~98Wとなっています。
石油ファンヒーターは灯油だけで動くと思われがちですが、送風ファンや点火・燃焼を制御する機構に電力が必要です。
特に毎日数時間使う場合は、燃焼中の消費電力の違いが積み重なっていきます。
FH-G3225Yは低消費電力で運転できる
FH-G3225Yは燃焼方式の特性から、運転中に必要とする電力を抑えやすいモデルです。
強燃焼でも約20W程度なので、暖房時間が長い家庭にとって魅力があります。
また、弱燃焼では約11Wまで下がるため、部屋が暖まったあとに火力を落として使う場合にも電気をあまり使いません。
在宅時間が長く、冬は石油ファンヒーターを長時間使う人ほど注目したい違いです。
FW-3226NCは点火の速さと引き換えに消費電力が高め
FW-3226NCは燃焼中の消費電力ではFH-G3225Yより高めですが、その代わりに予熱なし約35秒の速い着火を実現しています。
つまり、単純に「消費電力が高いから悪い」というわけではありません。
ダイニチは素早く灯油を気化して着火する仕組みを採用しており、速暖性を重視する人にとっては電力を使う価値があると考えられます。
秒速点火を使うときの消費電力にも注意
FH-G3225Yには、通常点火とは別に秒速点火があります。
あらかじめ予熱しておけば最速約7秒で点火できますが、秒速点火を利用するための予熱中には電力を消費します。
そのため、FH-G3225Yの省電力性を重視するのであれば、秒速点火を常時使うのではなく、「寒い朝だけ使う」など必要な時間帯に絞って活用するとよいでしょう。
点火速度を比較|すぐ暖まるのはどっち?

冬の朝や帰宅直後など、「できるだけ早く暖まりたい」と感じる場面では点火速度が重要になります。
通常の使い方なら、FW-3226NCのほうがスイッチを押してから暖房が始まるまでが速いです。
| 点火方法 | FH-G3225Y | FW-3226NC |
|---|---|---|
| 通常点火 | 約55秒 | 約35秒 |
| 高速点火 | 秒速点火で最速約7秒 | 約35秒 |
| 事前予熱 | 秒速点火では必要 | 不要 |
FW-3226NCは約35秒で着火
FW-3226NCは、保温や事前予熱をしていない状態から約35秒で着火できます。
これはダイニチの石油ファンヒーターを選ぶ大きなメリットのひとつです。
電源を入れる時間をあらかじめ考えておく必要がないため、「寒い」と思ったタイミングですぐスイッチを押して使えます。
FH-G3225Yの通常点火時間
FH-G3225Yの通常点火は約55秒です。
FW-3226NCと比べると約20秒長くなるため、点火の速さを最優先する場合には差が感じられるでしょう。
ただし、1分以内には暖房が始まるため、普段の生活で約20秒の違いをあまり気にしないのであれば大きな欠点とは言えません。
FH-G3225Yは秒速点火なら最速約7秒
FH-G3225Yには秒速点火があり、予熱が完了した状態なら最速約7秒で点火できます。
数字だけを見るとFW-3226NCより大幅に速いのですが、ここで注意したいのは事前に予熱が必要な点です。
「常に7秒で点火する」わけではないため、通常点火と分けて考えましょう。
予熱なしですぐ使いたいならFW-3226NCが便利
毎朝決まった時間に使うなら、FH-G3225Yの秒速点火を活用する方法もあります。
一方、使用時間が決まっていない家庭では、予熱の準備を気にせず約35秒で点火できるFW-3226NCのほうが扱いやすいでしょう。
「準備なしの速さならFW-3226NC」「予熱してでも最速点火を使いたいならFH-G3225Y」という違いです。
灯油の消費量と運転時間を比較

毎日使う石油ファンヒーターでは、灯油がどのくらい長持ちするかも気になるところです。
最大火力では両機種に大きな差はありませんが、最小火力まで落としたときにはFH-G3225Yのほうが燃料を抑えて運転しやすくなっています。
| 項目 | FH-G3225Y | FW-3226NC |
|---|---|---|
| タンク容量 | 5L | 5L |
| 最大火力時の運転時間目安 | 約16時間 | 約16時間 |
| 最小火力時の運転時間目安 | 約82時間 | 約69時間 |
実際の連続運転時間は、外気温や設定温度、部屋の断熱性能などで変わるため、表の数値はあくまで仕様上の目安として考えてください。
最大燃焼時の灯油消費量
最大暖房出力がほぼ同じため、強く暖めているときの灯油消費量にも大きな差はありません。
どちらも冷え切った部屋を暖め始めるときには最大火力に近い状態で運転するため、この段階だけで大きな燃料差がつくわけではありません。
最小燃焼時の灯油消費量
差が出やすいのは、部屋が暖まったあとの最小燃焼時です。
FH-G3225Yは最小暖房出力を0.63kWまで落とせるため、弱い火力でじっくり運転できます。
FW-3226NCも0.74kWまで火力を落とせますが、最小火力ではFH-G3225Yのほうが低い設定です。
春先や冬の昼間など、強い暖房が必要ない時間帯にも使うならFH-G3225Yの特徴が活きやすいでしょう。
5Lタンクでどれくらい運転できる?
最大火力で運転し続けた場合は、どちらも5Lタンクで約16時間程度がひとつの目安になります。
ただし、実際には室温が上がれば火力が自動調整されるため、常に最大火力で運転し続けるとは限りません。
設定温度を必要以上に高くしないことや、カーテンなどで冷気を防ぐことでも灯油の消費を抑えやすくなります。
弱火で長く使うならFH-G3225Yが有利
最小火力での燃焼継続時間を見ると、FH-G3225Yのほうが長く運転できます。
そのため、短時間だけ強く暖めるというより、室温を一定に保ちながら長時間使用したい家庭に向いています。
給油回数を少しでも減らしたい人にとっても、弱燃焼時の長さは確認しておきたいポイントです。
サイズ・重さ・給油のしやすさを比較

暖房性能だけでなく、毎日の使いやすさにも違いがあります。
特に本体を置けるスペースが限られている場合や、給油のたびに本体周辺を掃除する場合には、サイズや重量も確認しておきましょう。
| 項目 | FH-G3225Y | FW-3226NC |
|---|---|---|
| 高さ | 424mm | 429mm |
| 幅 | 385mm | 371mm |
| 奥行 | 325mm | 299mm |
| 重量 | 約8.8kg | 約7.4kg |
| 給油口 | よごれま栓 | ワンタッチ汚れんキャップ |
FW-3226NCは奥行がコンパクト
FW-3226NCは奥行299mmなので、FH-G3225Yの325mmより約26mm短くなっています。
数センチの差ですが、ファンヒーターを置く場所が狭い場合には意外と重要です。
壁際や家具の近くに置く際は、安全上必要な距離を確保したうえで設置する必要がありますが、本体そのものをコンパクトに収めたいならFW-3226NCが選びやすいでしょう。
本体重量はFW-3226NCのほうが軽い
FW-3226NCは約7.4kg、FH-G3225Yは約8.8kgです。
約1.4kgの差があるため、別の部屋へ移動したり、掃除のたびに少し動かしたりする場合にはFW-3226NCの軽さがメリットになります。
石油ファンヒーターは灯油が入っているとさらに重くなるため、本体重量は意外と日常の扱いやすさに影響するポイントです。
FH-G3225Yの「よごれま栓」
FH-G3225Yには、コロナ独自のよごれま栓が採用されています。
給油口を開閉するときに手が灯油に触れにくいよう工夫されており、寒い屋外や玄関などで給油するときにも扱いやすくなっています。
灯油のニオイが手につくのが苦手な人にとって、便利な機能です。
FW-3226NCの「ワンタッチ汚れんキャップ」
FW-3226NCはワンタッチ汚れんキャップを採用しています。
キャップを何度も回して開閉する必要がなく、ワンタッチで操作しやすいのが特徴です。
さらにタンクには持ちやすさを考えた工夫もあり、日常的な給油作業を簡単にしたい人に向いています。
移動や給油のしやすさで選ぶポイント
給油口については、どちらにも手を汚しにくくする工夫があります。
そのため給油機能だけで大きな優劣をつけるよりも、本体の軽さまで含めるならFW-3226NC、コロナの給油方式に慣れているならFH-G3225Yと選ぶとよいでしょう。
コロナFH-G3225Yがおすすめな人

FH-G3225Yは、最大暖房能力だけを見るとFW-3226NCとほぼ同じですが、低消費電力と弱火運転のしやすさに大きな特徴があります。
特に冬の間、石油ファンヒーターを長時間使う家庭との相性が良いモデルです。
| FH-G3225Yが向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 電気使用量を抑えたい | 燃焼中の消費電力が低い |
| 長時間暖房する | 最小火力を0.63kWまで下げられる |
| 弱火で室温を保ちたい | 小さな火力で運転しやすい |
| 静かさを重視する | 弱燃焼時の運転音が約21dB |
| 高速点火も使いたい | 秒速点火に対応 |
電気代をできるだけ抑えたい人
燃焼中の消費電力を重視するなら、FH-G3225Yが選びやすいでしょう。
強燃焼時でも約20W、弱燃焼時では約11Wと低く、毎日何時間も使用する人ほど特徴を活かしやすいモデルです。
長時間暖房することが多い人
在宅時間が長く、朝から夕方まで暖房するような使い方にもFH-G3225Yが向いています。
暖房開始時はしっかり暖め、室温が上がってからは火力を絞るという運転がしやすいためです。
弱火で室温をキープしたい人
FH-G3225Yは0.63kWまで暖房出力を落とせます。
強い暖房が必要ない時間帯でも、低い火力で運転を続けやすい点が魅力です。
「部屋が暑くなりすぎるのは避けたいけれど、暖房は止めたくない」という人にも向いています。
運転音の静かさを重視する人
最大運転音は両機種とも約35dBですが、弱燃焼時はFH-G3225Yが約21dB、FW-3226NCは約24dBです。
大きな差ではありませんが、静かな部屋で長時間使う場合にはFH-G3225Yが候補になります。
必要なときだけ秒速点火を使いたい人
通常は省電力で使いつつ、寒い時間帯だけ秒速点火を利用するという使い分けも可能です。
例えば、朝の起床前後だけ高速点火を使い、日中は通常運転に戻すといった使い方ができます。
ダイニチFW-3226NCがおすすめな人

FW-3226NCは、点火の速さと扱いやすさを重視する人に向いています。
特に、事前の設定をせずにスイッチを押したらすぐ暖房が始まってほしい人には魅力の大きいモデルです。
| FW-3226NCが向いている人 | 理由 |
|---|---|
| すぐ暖めたい | 予熱なし約35秒で着火 |
| 朝や帰宅時に使う | 待ち時間を短くしやすい |
| コンパクトさを重視 | 幅と奥行が小さめ |
| 本体を動かすことが多い | 約7.4kgと軽い |
| 簡単に給油したい | ワンタッチ汚れんキャップを採用 |
スイッチを入れてすぐ暖めたい人
FW-3226NCの大きな魅力は、約35秒という着火スピードです。
予熱のための設定をしておく必要もありません。
「寒いと思ったらすぐ使いたい」というシンプルな使い方ならFW-3226NCが便利です。
朝や帰宅直後に使うことが多い人
朝起きてから出かけるまでの時間や、仕事から帰宅した直後など、短い時間でも早く暖まりたい場面では点火速度の差が活きます。
毎日使う暖房器具だからこそ、数十秒の違いを重視する人もいるでしょう。
コンパクトな石油ファンヒーターが欲しい人
FW-3226NCは幅371mm、奥行299mmです。
特に奥行が30cmを切っているため、できるだけすっきり置ける石油ファンヒーターを探している人に向いています。
軽くて移動しやすいモデルが欲しい人
約7.4kgと比較的軽いので、部屋の掃除をするときや暖房シーズンの収納時にも扱いやすいでしょう。
石油ファンヒーターを頻繁に移動させる家庭では、1kg以上の重量差が使いやすさにつながることがあります。
シンプルな操作性を重視する人
FW-3226NCは、日常的に使いやすいスタンダードモデルです。
約35秒着火やecoおまかせモード、給油モニター、ワンタッチ汚れんキャップなど、毎日の使い勝手を考えた機能が揃っています。
細かな設定よりも「スイッチを入れてすぐ使える分かりやすさ」を重視する人に向いています。
FH-G3225YとFW-3226NCを選ぶときに確認したいポイント

ここまで比較しても「結局どちらを選べばいいの?」と迷う場合は、暖房能力ではなく普段の使い方を基準にすると選びやすくなります。
最大暖房出力や対応畳数はほぼ同じなので、生活スタイルとの相性を考えてみましょう。
| 重視するポイント | おすすめ |
|---|---|
| 燃焼中の消費電力 | FH-G3225Y |
| 弱火で長時間運転 | FH-G3225Y |
| 予熱なしの点火速度 | FW-3226NC |
| 本体の軽さ | FW-3226NC |
| コンパクトさ | FW-3226NC |
| 最大暖房能力 | ほぼ同じ |
| タンク容量 | 同じ |
長時間使うなら消費電力と最小火力を確認
家にいる時間が長く、冬は暖房を数時間続けて使う場合には、燃焼中の消費電力と最小火力を確認しましょう。
この条件では、低消費電力で最小0.63kWまで火力を落とせるFH-G3225Yが選びやすくなります。
短時間で暖めたいなら着火速度を確認
朝の準備時間や帰宅後など、短時間だけ使う場合には着火速度を優先する考え方もあります。
FW-3226NCなら予熱なし約35秒で着火するため、使いたいタイミングが毎日変わる家庭にも便利です。
設置場所が狭いなら奥行を確認
石油ファンヒーターは、安全のため周囲に適切なスペースを確保する必要があります。
そのうえで本体サイズを比較すると、FW-3226NCは幅と奥行が小さく、省スペースで置きやすいモデルです。
購入前には、本体サイズだけでなく設置予定場所の広さも測っておくと安心です。
点火速度だけでなく使い方全体で選ぶ
「7秒と35秒なら7秒のほうが速い」と単純に判断したくなりますが、FH-G3225Yの秒速点火には事前予熱が必要です。
そのため、実際の使いやすさは生活スタイルによって変わります。
決まった時間に使うならFH-G3225Yの秒速点火、いつ使うか決まっていないならFW-3226NCの35秒着火という考え方が分かりやすいでしょう。
まとめ|FH-G3225YとFW-3226NCの違いを比較して自分に合う方を選ぼう
コロナFH-G3225YとダイニチFW-3226NCは、どちらも木造9畳・コンクリート12畳まで対応する、約3.2kWクラスの石油ファンヒーターです。
最大暖房能力そのものには大きな差がないため、省電力性・点火速度・弱火運転・サイズを基準に選ぶのがおすすめです。
| FH-G3225Y | FW-3226NC |
|---|---|
| こんな人におすすめ ・電気の使用量を抑えたい ・長時間使うことが多い ・弱火で室温を維持したい ・静かな運転を重視したい ・秒速点火を使い分けたい |
こんな人におすすめ ・予熱なしですぐ暖めたい ・朝や帰宅時に使うことが多い ・コンパクトさを重視したい ・軽いモデルが欲しい ・簡単な給油操作を重視したい |
特に大きな違いは、FH-G3225Yは燃焼中の消費電力が低く、FW-3226NCは予熱なし約35秒で点火できることです。
そのため、長時間じっくり暖めるならFH-G3225Y、寒いと感じたときに素早く暖房を始めたいならFW-3226NCと考えると選びやすいでしょう。
どちらも暖房の目安やタンク容量は同じなので、「暖かさが大きく違う」というより、暖め方と毎日の使い勝手が違う2機種です。
普段どの時間帯に使うのか、1回あたり何時間くらい運転するのかを考えながら、自分の生活に合うほうを選んでみてください。

