ER-D70CとRE-WF277のどちらを選ぶべきか、「見た目も容量も近いけれど、実際の使いやすさはどう違うの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
オーブンレンジは毎日のあたためだけでなく、おかず作りやパン・お菓子作りにも使うため、自分の暮らしに合う機能を選ぶことが大切です。
東芝の石窯ドーム ER-D70CとシャープのPLAINLY RE-WF277は、センサーの仕組みやスチームの使い方、自動メニューの得意分野に違いがあります。
この記事では、両モデルを項目ごとに比べながら、オーブン料理を楽しみたい方と、毎日のあたためや時短調理を重視したい方それぞれに合う選び方をわかりやすくご紹介します。
容量の数字だけではわかりにくい庫内の使い勝手や設置時の注意点、お手入れや費用面も確認して、納得できる一台を見つけてくださいね。
この記事でわかること
- ER-D70CとRE-WF277のセンサー・スチーム方式・自動メニューの違い
- パン・お菓子・オーブン料理に向くモデルと、時短調理に向くモデルの特徴
- 26Lと27Lの容量差、庫内寸法、設置条件で確認したいポイント
- 操作性・お手入れ・年間消費電力量・実売価格を比べる際の考え方
- ER-D70CとRE-WF277の主な違いはセンサー・スチーム方式・自動メニュー
- 東芝「石窯ドーム ER-D70C」とシャープ「PLAINLY RE-WF277」の特徴
- あたため性能は赤外線センサーと絶対湿度センサーの違いに注目
- スチーム調理は角皿式とスチームカップ式で使い方が異なる
- パン・お菓子・オーブン料理は温度と調理機能で選ぶ
- 時短調理に役立つ自動メニューは得意分野が異なる
- 26Lと27Lの容量差は小さく庫内寸法と設置条件が重要
- 操作性とデザインは表示部・ボタン・カラーで比較
- お手入れのしやすさは庫内構造と清掃機能で決まる
- 電気代と価格は年間消費電力量・実売価格で比較
- ER-D70CとRE-WF277は重視する使い方に合わせて選ぶ
- まとめ
ER-D70CとRE-WF277の主な違いはセンサー・スチーム方式・自動メニュー

ER-D70CとRE-WF277の大きな違いは、食材を見分けるセンサーの種類、スチームの加え方、自動メニューが得意とする調理にあります。
オーブン料理を無理なく楽しみたいならER-D70C、毎日のあたためや手早い食事づくりを重視するならRE-WF277が候補になりやすいでしょう。
どちらも家庭用として扱いやすい容量帯のオーブンレンジですが、普段よく作る料理やレンジに任せたい作業を基準にすると、自分に合う一台を選びやすくなります。
基本スペックの違いを比較表で確認
まずは、選ぶ際に押さえておきたい基本的な違いを一覧で確認してみましょう。
| 比較項目 | 東芝 ER-D70C | シャープ RE-WF277 |
|---|---|---|
| 庫内容量の目安 | 26L | 27L |
| センサー | 赤外線センサー | 絶対湿度センサー |
| スチームの方式 | 角皿を使う方式 | スチームカップを使う方式 |
| 自動メニューの傾向 | オーブン料理や焼き物を取り入れやすい | あたためや時短メニューを選びやすい |
| 向いている使い方 | 献立の幅を広げたい方 | 日々の食事を手際よく整えたい方 |
容量の差はわずかですが、調理の考え方にははっきりした違いがあります。
ER-D70Cはオーブン機能も活用して料理を作りたい方に、RE-WF277はレンジ加熱を中心に毎日の食事を支えたい方に向く設計といえます。
ただし、使いやすさの感じ方は、冷凍食品を利用する頻度や作り置きの量、家族の食事時間がそろうかどうかでも変わります。
ER-D70Cはオーブン料理の手軽さを重視
ER-D70Cは、レンジでの加熱だけでなく、焼く・蒸すといったオーブン調理も日常に取り入れたい方に検討しやすいモデルです。
赤外線センサーで食品の状態を見ながら加熱を行うため、料理や飲み物に合わせて加熱を任せたい場面で役立ちます。
また、角皿を使うスチーム調理に対応しているため、スチームを加えたオーブン料理を作りたいときにも使いやすいでしょう。
平日の夕食で焼き魚やグラタンを用意したり、休日にパンやお菓子づくりを楽しんだりする場合は、ER-D70Cの方向性が合いやすくなります。
特に、コンロだけでは作りにくい焼き料理を献立に加えたい方は、自動メニューの内容を確認しておくと安心です。
- オーブンを使う料理の出番が多い
- 焼き物や蒸し料理も一台で楽しみたい
- 料理のレパートリーを少しずつ増やしたい
- 食材に合わせた加熱をレンジに任せたい
このような使い方を思い描いているなら、ER-D70Cは日々の調理を広げる選択肢になります。
RE-WF277は日常のあたためと時短調理を重視
RE-WF277は、お弁当やおかずのあたため、冷凍食品の準備などをスムーズに行いたい方に向きやすいモデルです。
絶対湿度センサーを採用しており、食品から出る蒸気をとらえながら加熱する考え方が特徴です。
スチームは付属のスチームカップを使うため、必要なときに水を入れて使える点が魅力です。
忙しい朝や帰宅後に、食べたい分だけ温めたり、短時間で一品を用意したりする使い方では、RE-WF277の自動メニューが便利に感じられるでしょう。
複雑な操作を減らし、毎日使うレンジ機能を中心に選びたい場合にも相性がよい一台です。
- お弁当や惣菜を温める機会が多い
- 冷凍食品や下ごしらえ済みの食材をよく使う
- 平日の調理時間をできるだけ短くしたい
- 必要なときだけスチーム機能を使いたい
ER-D70CとRE-WF277で迷ったら、オーブン料理を増やしたいか、毎日のあたためをより手軽にしたいかを最初の判断軸にしてみてください。
東芝「石窯ドーム ER-D70C」とシャープ「PLAINLY RE-WF277」の特徴

ER-D70CとRE-WF277はどちらも家庭で使いやすい容量帯のオーブンレンジですが、料理の楽しみを広げたい方に向くER-D70Cと、日常に自然になじむ使いやすさを大切にしたRE-WF277という違いがあります。
見た目の容量は近いものの、シリーズごとの考え方や調理機能の組み立て方が異なるため、普段どのようにレンジを使いたいかをイメージして選ぶことが大切です。
まずは、それぞれがどのような暮らしに寄り添うモデルなのかを確認してみましょう。
| 機種 | シリーズ | 特徴の方向性 |
|---|---|---|
| ER-D70C | 東芝 石窯ドーム | オーブン料理にも取り組みやすい多機能な一台 |
| RE-WF277 | シャープ PLAINLY | 毎日のあたためや手軽な調理になじみやすい一台 |
ER-D70Cは26Lの角皿式スチームオーブンレンジ
東芝のER-D70Cは、26Lの庫内容量を備えた「石窯ドーム」シリーズのスチームオーブンレンジです。
石窯ドームは、レンジでのあたためだけでなく、焼く・蒸すといった調理にも活用したい方から選ばれやすいシリーズです。
ER-D70Cは、付属の角皿を使うスタイルを採用しており、食事作りの選択肢を増やしたいご家庭に合わせやすい構成になっています。
平日のあたためをこなしながら、休日にはオーブン料理や手作りメニューにも挑戦したいという場合に、検討しやすいモデルといえるでしょう。
たとえば、普段は冷蔵ごはんやおかずの加熱を中心に使い、時間に余裕がある日にはグラタン、焼き魚、パンやお菓子作りなどに使いたい場合です。
一台でできることを少しずつ広げたい方にとって、石窯ドームというシリーズ名が示すような、焼き料理を楽しむイメージを持ちやすい点も魅力です。
また、26Lという容量は、大きすぎる機種は置きにくいものの、単機能レンジでは物足りなさを感じる方にもなじみやすいサイズ感です。
ただし、使い心地は設置場所や普段使う食器の大きさにも左右されるため、容量だけで決めずにご自宅のキッチンとの相性も確認しておくと安心です。
- レンジ機能に加えて焼き料理も楽しみたい方
- 献立の幅を少しずつ増やしたい方
- 付属品を活用して調理したい方
- 石窯ドームシリーズの調理イメージに魅力を感じる方
RE-WF277は27Lの過熱水蒸気オーブンレンジ
シャープのRE-WF277は、27Lの庫内容量を備えた「PLAINLY」シリーズの過熱水蒸気オーブンレンジです。
PLAINLYは、キッチンに置いたときのすっきりした印象と、毎日扱いやすい機能のバランスを意識したシリーズとして知られています。
RE-WF277は、家族分の食事の準備にも対応しやすい容量を持ちながら、日常のあたためや手軽な調理を中心に使いたい方にも取り入れやすいモデルです。
忙しい日でもレンジを気負わず使い、食事の支度を効率よく進めたい方には、RE-WF277の考え方が合いやすいでしょう。
たとえば、朝のお弁当準備、帰宅後の冷凍食品や作り置きの加熱、もう一品を短時間で用意したい場面などで、オーブンレンジを日常的に使うご家庭です。
過熱水蒸気を使えることは、料理の仕上がりにこだわりたいときの選択肢にもなりますが、特別な料理の日だけでなく、普段の食事作りに取り入れやすいことも大切なポイントです。
27Lの容量は、複数人分のおかずを温める機会がある方や、少しゆとりのある庫内を求める方にとって確認したい要素です。
ER-D70Cとの差はわずかですが、実際には庫内の形状や使う皿との相性も関わるため、よく使う食器を思い浮かべながら選ぶと失敗しにくくなります。
- 毎日のあたためをスムーズに済ませたい方
- 平日の食事作りを手早く進めたい方
- キッチンになじむシンプルなシリーズを選びたい方
- 家族分の加熱にも使いやすい容量を求める方
ER-D70Cは調理の楽しみを広げる方向で考えやすく、RE-WF277は日々の食事準備を無理なく支える方向で考えやすいモデルです。
どちらが優れているかではなく、オーブンレンジに「料理の幅」を求めるか、「毎日の手軽さ」を求めるかで、より満足しやすい一台は変わってきます。
あたため性能は赤外線センサーと絶対湿度センサーの違いに注目

ER-D70CとRE-WF277は、どちらも食品に合わせて加熱を調整するオーブンレンジですが、あたためを見極める方法が異なります。
ER-D70Cは食品表面の温度を捉える赤外線センサー、RE-WF277は加熱中に出る蒸気量を捉える絶対湿度センサーを採用している点が大きな違いです。
何をどのような状態で温めることが多いかを思い浮かべると、自分の使い方に合う一台を選びやすくなります。
| 機種 | 検知するもの | あたため時に注目したい点 |
|---|---|---|
| ER-D70C | 食品の表面温度 | 料理や飲み物の温度を見ながら加熱を調整する考え方 |
| RE-WF277 | 加熱で発生する蒸気量 | 食品から出る水分の変化をもとに加熱の終了を見極める考え方 |
ER-D70Cは赤外線センサーで食品の表面温度を検知
ER-D70Cは、赤外線センサーによって食品の表面温度を検知しながら加熱を調整するタイプです。
加熱前後の温度差を捉えやすいため、食材や料理の温度を意識してあたためたい方に向いています。
たとえば、冷蔵のおかず、汁物、飲み物などは、量や器の大きさによって仕上がりが変わりやすいものです。
表面温度を確認する仕組みは、こうした日常的なあたためで加熱しすぎを抑えたい場面に役立ちます。
ただし、深さのある器に入れた料理や、厚みがある食品では、表面と中心部の温まり方に差が出ることがあります。
一度に多くを温めるときや、とろみのある料理を加熱するときは、加熱後に混ぜたり、必要に応じて追加で短時間加熱したりすると安心です。
センサー付きであっても、器の材質、食品の置き方、初期温度は仕上がりに影響します。
普段から使う皿を庫内の中央付近に置き、ラップの有無を食品に合わせて選ぶことが、あたためのムラを抑える基本になります。
RE-WF277は絶対湿度センサーで蒸気量を検知
RE-WF277は、食品を加熱したときに庫内へ出る蒸気量を検知する絶対湿度センサーを備えています。
食品に含まれる水分が温まる過程で生じる蒸気の変化から、加熱の進み具合を判断する仕組みです。
ごはんやおかずなど、水分を含む食品を日常的に温める際に、蒸気の変化を活用して加熱を見極める考え方といえます。
一方で、水分が少ない食品、密閉性の高い容器に入れた食品、ラップのかけ方によって蒸気が庫内へ出にくい食品では、仕上がりに差が出る場合があります。
パッケージに記載された加熱方法がある冷凍食品は、表示時間を基本にして、様子を見ながら調整する使い方が無難です。
温める食品の水分量や蒸気の出方を意識できる方なら、RE-WF277のセンサー方式をより扱いやすく感じるでしょう。
加熱後に少し置くことで熱がなじむ食品もあるため、終了直後の見た目だけで判断せず、全体の温度を確認することも大切です。
冷凍食品や冷凍ごはんのあたため機能を比較
冷凍食品や冷凍ごはんをよく使う場合は、センサーの種類だけでなく、食品の形状と加熱表示を確認して選ぶことが重要です。
ER-D70Cは表面温度を捉えるため、冷凍ごはんや冷凍おかずの温まり具合を温度面から見極めたい場合に注目したいモデルです。
RE-WF277は蒸気量を捉えるため、水分を含む食品を普段から温める機会が多い場合に、絶対湿度センサーの特性を意識するとよいでしょう。
-
冷凍ごはんは、中央までほぐれやすいよう平らにして包み、加熱後に一度混ぜます。
-
冷凍おかずは、厚みのある部分を外側に向けると、加熱の偏りを確認しやすくなります。
-
市販の冷凍食品は、袋や容器に記載された加熱方法とワット数の目安を優先します。
-
加熱が足りないと感じた場合は、短い時間ずつ追加して様子を見ます。
とくに冷凍ごはんは、量、冷凍時の形、ラップの巻き方で蒸気の出方も温度の上がり方も変わります。
「自動なら必ず同じ仕上がりになる」と考えるより、最初は少量で使い勝手を確かめることが大切です。
温度を軸にあたためを考えたいならER-D70C、食品から出る蒸気の変化を利用する仕組みに魅力を感じるならRE-WF277を候補にすると、違いを整理しやすくなります。
スチーム調理は角皿式とスチームカップ式で使い方が異なる

ER-D70CとRE-WF277は、どちらも水を使った調理に対応していますが、蒸気を発生させる場所と準備の手順が異なります。
ER-D70Cは角皿にお湯を注ぐ方式、RE-WF277は専用のスチームカップを使う方式なので、普段の調理で角皿を使うことが多いか、少量の水を手軽に準備したいかで選びやすくなります。
スチーム機能を使う頻度が高い場合は、調理前だけでなく、使用後に水を捨てるまでの流れもイメージしておくと安心です。
ER-D70Cは角皿にお湯を注いで蒸気を発生
ER-D70Cは、付属の角皿にお湯を注ぎ、庫内で蒸気を発生させる角皿式のスチーム調理を採用しています。
給水タンクを本体にセットするタイプではないため、スチーム調理をするときに必要な分だけお湯を用意する流れです。
角皿を使うメニューでは、角皿に水を注ぐ作業も含めて準備することになります。
水ではなくお湯を使う点が特徴で、調理を始める前に湯量や温度を確認しておく必要があります。
ただし、入れる量や角皿の置き位置はメニューによって異なるため、自己判断で水量を増減させず、取扱説明書の案内に沿って準備することが大切です。
| 確認する点 | ER-D70Cでの準備 |
|---|---|
|
水を入れる場所 |
付属の角皿 |
|
使用する水 |
メニューの案内に合わせて用意したお湯 |
|
調理前の作業 |
角皿の設置と湯量の確認 |
|
調理後の対応 |
角皿が冷めてから残った水を処理する |
角皿式は、蒸気を使うときだけ水を準備したい方に向いています。
一方で、熱いお湯を扱うため、調理前後に角皿を傾けたり、急いで取り出したりしないよう注意が必要です。
とくに家族の食事をまとめて作る時間帯は、置き場所を確保してから準備すると扱いやすくなります。
RE-WF277はスチームカップで過熱水蒸気を活用
RE-WF277は、付属のスチームカップに水を入れて使う方式です。
スチームカップで発生させた蒸気を活用するため、角皿全体にお湯を注ぐ準備とは異なる手順になります。
スチームカップは指定の位置に置いて使用するため、調理前にはカップのセット場所や水量を確認します。
機種の案内に沿ったメニューでは、蒸気を加熱して活用する過熱水蒸気調理にも対応しています。
過熱水蒸気を使うメニューであっても、水量、容器の置き方、ラップの有無などは料理によって変わるため、表示や取扱説明書を確認することが欠かせません。
-
スチームカップに指定量の水を入れます。
-
庫内の決められた位置にスチームカップを置きます。
-
食材や耐熱容器を案内に沿ってセットします。
-
調理後は、カップと庫内が十分に冷めてから残った水を処理します。
スチームカップ式は、必要な水を小さなカップに入れて準備できるため、「角皿にお湯を注ぐ作業はできるだけ減らしたい」と感じる方に検討しやすい方式です。
ただし、カップが小さいからといって、使用後すぐに触れてよいわけではありません。
調理直後は蒸気やカップ周辺が高温になっていることがあるため、やけどを避けるためにも冷却を待って扱いましょう。
給水方法と準備の手軽さを比較
両モデルの違いは、スチーム機能の有無ではなく、水をどこへ入れ、どのように蒸気を発生させるかにあります。
ER-D70Cは角皿とお湯を使う準備が必要で、RE-WF277はスチームカップに水を入れてセットする流れです。
| 比較項目 | ER-D70C | RE-WF277 |
|---|---|---|
|
給水する場所 |
付属の角皿 |
付属のスチームカップ |
|
準備する水 |
お湯を用意して注ぐ |
指定量の水をカップに入れる |
|
セット時の主な確認点 |
角皿の位置と湯量 |
カップの位置と水量 |
|
向いている考え方 |
角皿を使った調理の手順に慣れている |
水の準備をコンパクトに済ませたい |
普段からオーブン用の角皿を出し入れすることに抵抗がなければ、ER-D70Cの準備も負担には感じにくいでしょう。
反対に、スチーム調理のたびにお湯を用意する工程を少なくしたい場合は、RE-WF277のスチームカップ式が生活動線に合う可能性があります。
どちらを選ぶ場合も、蒸気を使う調理では庫内や付属品が熱くなるため、調理直後の取り出しと残り水の処理は、十分に冷めてから行うことを心がけてください。
パン・お菓子・オーブン料理は温度と調理機能で選ぶ

パンや焼き菓子を楽しみたい場合は、最高温度だけでなく、庫内に熱をどう伝えるか、発酵の温度を選べるかをあわせて確認することが大切です。
ER-D70CとRE-WF277はどちらもオーブン調理に対応していますが、焼き上がりへのこだわりを持ちやすいのはER-D70C、複数の料理をまとめて焼く使い方を考えやすいのはRE-WF277といえます。
ただし、同じレシピでも食材の量、型の材質、予熱の有無によって仕上がりは変わるため、最初はレシピの目安を参考にしながら調整すると安心です。
オーブンの最高温度と加熱方式を比較
両モデルとも高温のオーブン調理に対応しており、グラタン、ロースト料理、クッキー、スポンジケーキなど、日常的なオーブンメニューを作れます。
ER-D70Cは、庫内の熱を活用して食材を焼き上げる石窯ドームシリーズの考え方が特徴で、予熱をしてからしっかり焼き色を付けたい料理と相性を考えやすいモデルです。
パンの表面を香ばしく仕上げたいときや、肉・魚・野菜を焼く料理では、予熱完了後に食材を入れる基本を守ると、加熱の様子をつかみやすくなります。
RE-WF277は、熱風を利用したオーブン加熱に対応しており、焼き菓子やオーブン料理を幅広く楽しめます。
庫内で複数の皿を使う場合は、食材同士を詰め込みすぎず、熱が回りやすいように間隔を空けることが仕上がりを整えるポイントです。
| 比較項目 | ER-D70C | RE-WF277 |
|---|---|---|
| オーブン調理の考え方 | 高温を活用して焼き色や香ばしさを目指しやすい | 熱風を生かして幅広いオーブン料理に対応しやすい |
| 向きやすい料理 | パン、ピザ、ロースト料理、焼き色を付けたいメニュー | 焼き菓子、グラタン、複数の料理を並行して焼きたい場面 |
| 確認したい点 | 予熱の有無と焼き時間 | 角皿の位置と食材の並べ方 |
最高温度が高いことだけで焼き上がりが決まるわけではないため、普段作りたい料理を具体的に思い浮かべて選ぶことが大切です。
たとえばクッキーやグラタンが中心なら両モデルとも検討しやすく、パン作りや焼き色のつき方まで楽しみたいならER-D70Cの特徴を確認してみるとよいでしょう。
発酵機能の温度設定を比較
自宅でパン生地を作るなら、オーブンの発酵機能があると、室温に左右されにくくなります。
ER-D70CとRE-WF277はどちらも発酵に対応しているため、パン生地の一次発酵や成形後の仕上げ発酵に活用できます。
発酵では、生地の種類に合わせて温度を選ぶことが重要です。
一般的なパン生地では低めから中程度の発酵温度を使うことが多い一方で、レシピによって適した温度や時間は異なります。
- 食パンや丸パンは、レシピに記載された発酵温度と時間を優先する
- バターを多く使う生地は、過度に温めすぎないよう様子を見る
- 発酵中は生地が乾燥しないよう、必要に応じてラップなどを使用する
- 生地が予定より早く膨らんだ場合は、時間だけで判断せず状態を確認する
発酵機能が付いていても、生地の量や室温、イーストの状態によって膨らみ方は変わります。
初めて使うときは短めの時間から確認し、指で軽く押したときの戻り方や生地の大きさを見ながら進めると失敗を減らしやすいです。
パン作りの頻度が高い方は、オーブン温度に加えて、発酵温度の選択肢と操作の分かりやすさも確認しておくと、日々の使いやすさにつながります。
ER-D70Cの石窯おまかせ焼きが調理をサポート
ER-D70Cには、食材を角皿に並べて焼くオーブン料理を支える石窯おまかせ焼きが用意されています。
温度設定や加熱時間を毎回細かく考えることに負担を感じる場合、対応する料理では調理の目安をつかむ助けになるでしょう。
特に、肉や魚と野菜を組み合わせる焼き料理は、食材ごとに火の通り方が異なるため、加熱の考え方をサポートする機能があると便利に感じることがあります。
一方で、食材の大きさや厚み、冷蔵・冷凍の状態、調味料の量によって加熱具合は変わります。
そのため、仕上がりを確認し、必要に応じて追加加熱することを前提に使うと安心です。
オーブン料理をこれから増やしたい方や、献立の定番を手軽に広げたい方には、ER-D70Cの石窯おまかせ焼きが選ぶ理由のひとつになります。
反対に、手持ちのレシピで温度と時間を決めて焼くことが多い方は、両モデルの基本的なオーブン機能、発酵機能、使い慣れた操作方法を比べて選ぶとよいでしょう。
なお、同じER-D70Cを軸に他メーカーのモデルとも比較したい場合は、ER-D70CとMRO-F6Eの違いも確認しておくと、オーブン機能や独自調理機能の違いを整理しやすくなります。
時短調理に役立つ自動メニューは得意分野が異なる

時短を重視するなら、ER-D70Cは急いで加熱を終えたい場面に、RE-WF277は副菜や複数のおかずをまとめて用意したい場面に向いています。
自動メニューの数だけで決めるのではなく、平日の食事で「何を手早く作りたいか」を基準に選ぶと、購入後の満足感につながりやすいです。
ER-D70Cのお急ぎモードで加熱時間を短縮
ER-D70Cには、対応するメニューを通常より短い時間で仕上げることを目指したお急ぎモードがあります。
帰宅が遅くなった日や、あと一品を急いで用意したいときなど、加熱時間を少しでも抑えたい場面で便利に感じやすい機能です。
調理時間を短くしたい場合でも、食材の量や厚みをそろえ、角皿に間隔をあけて並べることが仕上がりを安定させるポイントになります。
食材を重ねすぎると熱の入り方に差が出ることがあるため、短時間で作るほど、並べ方や分量の目安を守ることが大切です。
ER-D70Cは、献立を考える時間よりも、調理そのものにかかる時間を抑えたい方に検討しやすいモデルといえるでしょう。
-
仕事帰りに焼き料理を手早く用意したい方。
-
加熱時間の長い料理をできるだけ効率よく進めたい方。
-
一度に作る品数より、メイン料理を早く完成させたい方。
RE-WF277のらくチン!1品で副菜作りを簡単に
RE-WF277の「らくチン!1品」は、耐熱容器に食材や調味料を入れて加熱する、副菜作りに役立つ自動メニューです。
野菜を使った小鉢や、食卓にもう一皿加えたいときのメニューを、鍋やフライパンを使わずに準備しやすい点が魅力です。
コンロが主菜の調理でふさがっているときも、オーブンレンジ側で副菜を進められるため、夕食作りの段取りを整えやすくなります。
特に、ゆでる・炒めるといった工程の代わりに電子レンジ加熱を取り入れたい方には、洗い物を増やしにくい副菜づくりとして活用しやすいでしょう。
ただし、食材の切り方や水分量、調味料の種類によって加熱後の状態は変わるため、最初は仕上がりを確認しながら使うと安心です。
| 向いている場面 | らくチン!1品の活用イメージ |
|---|---|
| あと一皿を加えたいとき | 野菜を中心にした副菜を手軽に用意する |
| コンロを空けておきたいとき | 主菜を調理している間に別の一品を進める |
| 後片付けを抑えたいとき | 調理に使う容器を少なくして準備する |
RE-WF277の3品献立セットで複数のおかずを同時調理
RE-WF277には、主菜と副菜を組み合わせ、複数の料理を同時に作る「3品献立セット」が用意されています。
献立ごとに加熱方法を考える手間を減らしながら、食事全体をまとめて準備したい方に適した機能です。
平日の夕食では、主菜だけを作ってから副菜を考えるよりも、最初から数品を組み合わせて進められるほうが、調理の流れがスムーズになることがあります。
一度の加熱で食卓の形を整えやすいことは、RE-WF277ならではの時短面での魅力です。
一方で、同時調理では対応する献立や食材の準備方法に沿って使う必要があるため、普段よく作る料理が対象に含まれているかを確認しておくとよいでしょう。
-
対応する献立から、その日の食事に合う組み合わせを選びます。
-
食材を指定の大きさや量の目安に合わせて準備します。
-
容器や置き方を確認してから、自動メニューで加熱します。
-
加熱後は主菜・副菜それぞれの状態を確認し、必要に応じて仕上げます。
自動メニュー数だけでなく普段使う内容で判断
自動メニューは多ければ便利とは限らず、自分の食生活で繰り返し使うメニューがあるかが重要です。
ER-D70CとRE-WF277は、どちらも日常の調理を支える自動メニューを備えていますが、時短へのアプローチが異なります。
| 重視したいこと | 選びやすいモデル |
|---|---|
| 対応料理を短時間で仕上げたい | ER-D70C |
| 電子レンジで副菜を増やしたい | RE-WF277 |
| 主菜と副菜をまとめて準備したい | RE-WF277 |
| 急いでいる日の加熱を効率化したい | ER-D70C |
メイン料理を素早く完成させる使い方が多いならER-D70C、毎日の副菜や献立全体を手軽に整えたいならRE-WF277を軸に考えると、違いを判断しやすくなります。
26Lと27Lの容量差は小さく庫内寸法と設置条件が重要

ER-D70Cは26L、RE-WF277は27Lですが、容量の数字だけで使いやすさが大きく変わる差ではありません。
選ぶときは、普段使う皿や耐熱容器が入るか、設置したい棚に本体と放熱スペースを確保できるかを優先して確認すると安心です。
特にオーブンレンジは、本体の幅だけでなく扉を開けたときの前方スペースや、上部・側面のすき間まで考えることが大切です。
家族3~4人でも使いやすい容量
26LのER-D70Cと27LのRE-WF277は、いずれも3~4人家族の日常使いを考えやすい容量帯です。
冷凍ごはんのあたため、複数のおかずの加熱、夕食用の主菜づくりなど、一般的な家庭で出番の多い用途に対応しやすい大きさといえます。
1Lの容量差はわずかなので、「27Lだから大きな皿が必ず入る」とは限りません。
実際の使い勝手は、庫内の横幅・奥行き・高さや、角皿の大きさ、使う容器の形によって変わります。
| 確認したい場面 | 見ておきたいポイント |
|---|---|
| 大皿料理を温めるとき | 手持ちの皿の直径と庫内の横幅 |
| グラタンや焼き料理を作るとき | 角皿の大きさと深さ |
| 背の高い容器を使うとき | 庫内の高さと食品のふくらみ |
| 作り置きを温めるとき | 保存容器を並べられる奥行き |
普段から大きめのパスタ皿や角型の保存容器を使うご家庭では、容量表示より庫内の実寸を確認することが失敗しにくい選び方です。
反対に、一人分から数人分のおかずをこまめに温める使い方が中心なら、26Lと27Lの差を意識する場面は多くないでしょう。
外形寸法と庫内寸法を比較
ER-D70Cは横幅にゆとりを持たせた設計で、RE-WF277は設置幅を抑えやすい寸法バランスが特徴です。
一方で、奥行きや高さは置き場所の条件によって印象が変わるため、カタログ上の幅だけで判断しないようにしましょう。
| 項目 | ER-D70C | RE-WF277 |
|---|---|---|
| 総庫内容量 | 26L | 27L |
| 本体の横幅 | やや広め | 比較的抑えやすい |
| 庫内の横幅 | 大きめの皿を置けるか確認 | 大皿・角皿との相性を確認 |
| 確認の優先度 | 設置台の横幅 | 奥行き・高さを含む設置条件 |
庫内寸法を見る際は、カタログの数値だけでなく、扉の内側や庫内の凹凸によって使える範囲が変わることも考慮したいところです。
例えば丸皿は入っても、取っ手付きの耐熱容器や四角いグラタン皿では向きを変える必要がある場合があります。
購入前には、よく使う皿・保存容器の幅と奥行きを測っておくと安心です
また、棚やカウンターの耐荷重も見落としやすいポイントです。
オーブンレンジ本体に加えて食器や食材を一時的に置くこともあるため、設置面が安定しているか確認しておきましょう。
放熱スペースを含めて設置場所を確認
オーブンレンジは使用中に熱を持つため、本体が置けるだけの空間ではなく、周囲に必要な放熱スペースを確保することが必要です。
上方・左右・背面に必要なすき間は機種や設置方法によって異なるため、ER-D70CとRE-WF277それぞれの取扱説明書で確認しましょう。
壁際や吊り戸棚の下に置く場合は、特に上部の空間が不足していないかを丁寧に見ておくとよいでしょう。
- 設置台の幅・奥行き・高さを測る
- 本体の脚が設置面にしっかり乗るか確認する
- 上部、左右、背面に指定の放熱スペースを取る
- 扉を全開にしたときの前方スペースを確認する
- コンセントの位置とコードの届き方を確認する
- 蒸気や熱の影響を受けやすい家具が近くにないか見る
置き場所に余裕が少ない場合は、本体寸法が数cm違うだけでも設置しやすさに差が出ます。
ただし、ぴったり収まるかだけで決めるのではなく、扉の開閉、食材の出し入れ、庫内のお手入れまで無理なくできるかを考えることが大切です。
26Lと27Lの容量差よりも、自宅のキッチンに安全かつ使いやすく置けるかを基準にすると、毎日の満足度につながりやすいでしょう。
操作性とデザインは表示部・ボタン・カラーで比較

ER-D70CとRE-WF277は、どちらも日常的に使いやすい操作部を備えていますが、表示の見え方やボタン配置の好みによって、使いやすさの印象は変わります。
デザイン面では、ER-D70Cは引き締まったブラック、RE-WF277はブラックとホワイトから選べるため、キッチンの雰囲気に合わせやすいかも比較ポイントになります。
毎日使う操作手順のわかりやすさを確認
オーブンレンジは「あたため」だけでなく、出力の変更、時間設定、解凍などを繰り返し操作するため、購入前には操作部の見やすさを確認しておくと安心です。
ER-D70Cは、設定内容を確認しながらボタン操作を進めたい方に向きやすく、調理モードを選んでから細かな設定を行う場面でも落ち着いて扱いやすいでしょう。
RE-WF277は、必要な機能へ迷わず進めることを重視した、すっきりとした操作部の印象が特徴です。
ただし、ボタンの押しやすさや表示文字の見え方には個人差があるため、店頭で実機に触れられる場合は、普段よく使う操作を想定して確認するのがおすすめです。
| 確認したいポイント | チェック内容 |
|---|---|
| 表示部 | 時刻、加熱時間、設定内容を立ったまま読み取りやすいか |
| ボタン | よく使う「あたため」や「取消」などの位置を覚えやすいか |
| 設定操作 | 時間や出力を変更するときに手順がわかりやすいか |
| 表示の明るさ | 昼間の明るいキッチンや夜間でも見やすいか |
| 家族との共有 | 家族が説明書を見なくても基本操作を行えそうか |
特に、仕事から帰宅したあとや朝の忙しい時間帯には、複雑な手順を考えずに使えることが大切です。
操作性は機能の多さよりも、よく使う操作を迷わずできるかで選ぶと、購入後の使い心地につながりやすくなります。
操作部を見るときは、次の流れを実際にイメージしてみてください。
- 食品を入れて扉を閉める
- あたため機能を選ぶ
- 必要に応じて時間や仕上がりを調整する
- 加熱後に表示内容を確認する
- 取消や追加加熱をスムーズに行う
普段は自分だけが使う場合でも、来客時や家族が使う場面を考えると、表示とボタンが直感的にわかるモデルは便利です。
反対に、多彩な機能を積極的に使いたい方は、操作の案内表示や設定項目の確認しやすさを優先するとよいでしょう。
ブラックとホワイトからキッチンに合う色を選択
本体カラーは性能に直接関わる部分ではありませんが、毎日目に入る家電だからこそ、キッチン全体とのなじみやすさを左右します。
ER-D70Cはブラック系の落ち着いた外観で、家電を統一感のある引き締まった印象にまとめたい方に合わせやすいモデルです。
RE-WF277はブラックとホワイトの選択肢があり、インテリアに合わせて色を選びたい方にとって検討しやすいでしょう。
| カラー | 合わせやすいキッチンの印象 | 選ぶ際の見どころ |
|---|---|---|
| ブラック | モダン、シック、家電を黒系で統一した空間 | 空間を引き締めたい場合に向く |
| ホワイト | 明るい、ナチュラル、白い家電や食器棚が多い空間 | 圧迫感を抑え、軽やかに見せやすい |
ブラックは操作部の表示や周囲の映り込みが気になることもあるため、照明の当たり方や設置場所との相性も見ておくと安心です。
ホワイトは明るく清潔感のある印象を作りやすい一方で、周囲の家具と色味が異なると本体だけが目立つ場合があります。
カラーを選ぶときは、冷蔵庫や炊飯器などの色だけでなく、食器棚の扉、壁面、天板との組み合わせまで見ると失敗しにくくなります。
ER-D70Cはブラックを基調にしたキッチンへ、RE-WF277はブラックまたはホワイトから空間に合わせて選びたい場合へと考えると、デザイン面で判断しやすいでしょう。
お手入れのしやすさは庫内構造と清掃機能で決まる

ER-D70CとRE-WF277はどちらも庫内がフラットで、日常的な拭き掃除をしやすいオーブンレンジです。
ただし、汚れの落としやすさを支えるコーティングや、蒸気を利用した清掃、ニオイを抑えるための機能には違いがあるため、調理後の手入れをできるだけ簡単にしたい方は清掃機能まで確認することが大切です。
庫内の油汚れや食品の飛び散りは時間がたつほど落としにくくなるため、使用後に短時間でも拭く習慣をつけると、きれいな状態を保ちやすくなります。
天面がフラットな庫内は拭き掃除がしやすい
ER-D70CとRE-WF277は、庫内の天面にヒーター管が出っ張りにくいフラットな構造を採用しているため、布巾を奥まで動かしやすい点が魅力です。
天面に凹凸や露出した部品が多い機種では、油はねが付いた部分を避けながら掃除する必要がありますが、フラットな庫内なら拭き取りの手間を抑えやすいでしょう。
特にあたため中の飛び散りは天面にも付着しやすいため、庫内の上側まで無理なく手が届くかは、購入後の満足感につながるポイントです。
| 確認したい場所 | お手入れで見ておきたい点 |
|---|---|
| 庫内天面 | 凹凸が少なく、汚れを拭き取りやすいか |
| 庫内底面 | 食べこぼしがたまりにくく、隅まで拭けるか |
| 扉の内側 | 蒸気や飛び散りを確認しやすいか |
| 角皿・スチームカップ | 取り外して洗いやすく、乾かしやすいか |
どちらの機種でも、庫内がまだ温かいうちに固く絞った柔らかい布で拭くと、汚れが残りにくくなります。
ただし、操作部や通気口、扉のすき間に水分を多く含ませないよう、取扱説明書で案内されるお手入れ方法を守ることが安心です。
庫内コーティングとスチーム清掃を比較
ER-D70Cは、庫内底面に汚れを落としやすくするコーティングが用いられており、日常的な食べこぼしや飛び散りに対応しやすい設計です。
また、スチームを活用したお手入れのためのコースが用意されているため、乾いてしまった汚れをやわらげてから拭き取りたいときに役立ちます。
RE-WF277は、庫内に脱臭クリーンコートを採用しており、汚れとともに調理後のニオイにも配慮したい場合に検討しやすいモデルです。
スチームカップを使う機種では、カップ自体を洗う作業は必要になりますが、給水タンクを毎回取り外して洗うタイプではないため、スチーム調理後の手順を比較的シンプルにしやすいでしょう。
| 機種 | 日常の汚れへの配慮 | 清掃時に確認したいこと |
|---|---|---|
| ER-D70C | 庫内底面のコーティングとスチームを使ったお手入れ機能 | お手入れコースの使い方と、終了後に拭き取る手順 |
| RE-WF277 | 脱臭クリーンコートとフラットな庫内 | スチームカップ、角皿、庫内をそれぞれ洗浄・乾燥させる手順 |
清掃コースは汚れを完全に落とすものではなく、あくまで汚れを浮かせたり、拭き取りやすくしたりするための補助機能として考えるとよいでしょう。
調理直後の油汚れを放置せず、普段は拭き掃除、汚れが気になるときは清掃機能というように使い分けると負担を抑えられます。
脱臭やニオイ対策に関する機能を確認
魚の加熱や香辛料を使った料理の後は、庫内にニオイが残ることがあります。
RE-WF277は脱臭クリーンコートを備えているため、ニオイが気になりやすい料理を温める機会が多い方には確認したいポイントです。
ER-D70Cもお手入れ機能を活用しながら庫内を清潔に保つことで、汚れに由来するニオイを残しにくくできます。
ただし、どちらの機種でも強いニオイを短時間で感じなくすることを保証するものではないため、調理後は扉を開けて庫内を乾燥させ、必要に応じて拭き掃除を行うことが基本になります。
- 加熱後に食品くずや水滴を拭き取る
- 扉をしばらく開け、庫内の湿気を逃がす
- ニオイが気になるときは取扱説明書に沿って清掃・脱臭機能を使う
- 角皿やスチームカップは汚れを残さず洗い、十分に乾かす
お手入れの手軽さで選ぶなら、スチームを使った清掃の補助機能を重視する場合はER-D70C、庫内コーティングとニオイへの配慮を重視する場合はRE-WF277が候補になります。
どちらもフラット庫内の扱いやすさは共通しているため、普段の調理内容と、清掃時に手間をかけたくない部分を基準に選ぶとよいでしょう。
電気代と価格は年間消費電力量・実売価格で比較

ER-D70CとRE-WF277の費用を比べるなら、カタログにある年間消費電力量と、購入する時点の実売価格を分けて確認するのがわかりやすいです。
年間の電気代差は使い方や電力契約によって変わるため、消費電力量だけで大きな差が出るとは限りません。
一方で本体価格は販売店や時期による変動が大きいため、必要な機能を満たしたうえで、納得できる総額の機種を選ぶことが大切です。
年間消費電力量から電気代の目安を確認
年間消費電力量は、オーブンレンジを一定の条件で使用した場合に見込まれる電力量を示す目安です。
ER-D70CとRE-WF277を比較するときは、メーカーの製品ページや取扱説明書に記載された年間消費電力量を同じ条件で見比べましょう。
電気代の目安は、次の計算で確認できます。
| 確認する項目 | 見方 |
|---|---|
| 年間消費電力量 | 製品仕様に記載された年間の電力量を確認する |
| 電力量料金 | 電力会社の検針票や契約内容から1kWhあたりの料金を確認する |
| 年間電気代の目安 | 年間消費電力量×1kWhあたりの料金で算出する |
ただし、年間消費電力量は統一された測定条件に基づく参考値であり、ご家庭での実際の使用状況をそのまま表すものではありません。
あたための回数、オーブン調理の頻度、連続運転の有無、待機時の電力などによって、実際にかかる金額は変わります。
たとえば冷凍食品の加熱や作り置きのあたためを頻繁に行うご家庭では、表示値以上に日々の使い方の影響を受けやすくなります。
そのため、数値の小さいほうを一律に選ぶより、年間消費電力量の差が、ご自身の使い方で気になる範囲かを考えるのがおすすめです。
電気代だけで機種を決めず、本体価格との差額も合わせて見ると、予算に合った判断をしやすくなります。
本体価格は購入時点の実売価格で判断
オーブンレンジの実売価格は、発売からの時期、在庫状況、販売店の企画、色によって変わることがあります。
そのため、希望小売価格や過去の販売価格だけでER-D70CとRE-WF277のどちらが安いかを決めるのは避けたほうがよいでしょう。
比較する際は、同じ日に複数の販売店を確認し、ポイント還元を含めた実質的な負担額を整理すると安心です。
- 本体価格に配送料が含まれているか
- 延長保証を付ける場合の総額はいくらか
- ポイント還元に利用条件や期限があるか
- 設置や古い製品の引き取りに費用がかかるか
- 希望するカラーや在庫のある販売先を選べるか
特にポイント還元は、普段利用しない店舗のポイントであれば、現金値引きと同じ感覚では考えにくい場合があります。
使い切れる見込みがあるポイントだけを加味して、支払総額を比べるとよいでしょう。
また、価格が下がっていても展示品、長期保管品、保証条件が異なる商品である可能性があります。
購入前には商品の状態と保証内容を確認し、本体だけでなく購入後に必要になる費用まで含めて比較することが大切です。
必要な機能に絞ってコストパフォーマンスを比較
コストパフォーマンスは、価格が低いかどうかだけではなく、支払った金額に対して必要な機能を十分に使えるかで決まります。
ER-D70CとRE-WF277は得意とする使い方に違いがあるため、使わない機能の多さより、毎日役立つ機能があるかを基準にすると選びやすくなります。
| 重視すること | 比較するとよい費用の考え方 |
|---|---|
| 初期費用を抑えたい | 保証や配送費を含めた購入総額を優先する |
| 長く使う予定がある | 年間消費電力量と保証内容を確認する |
| 料理の幅を広げたい | 希望する調理に必要な機能が備わる機種を選ぶ |
| あたため中心で使いたい | 日常的に使う加熱機能と操作のわかりやすさを重視する |
たとえば、価格差があっても、ご家庭でよく使う調理方法に合う機能が備わっていれば、購入後の満足感につながりやすくなります。
反対に、多機能な機種でも使う場面が少なければ、価格差を負担に感じることがあるかもしれません。
まずは普段の使い方を「あたため中心」「オーブン料理も楽しみたい」「手軽な自動調理を活用したい」のように整理してみてください。
そのうえで実売価格と年間消費電力量を確認すると、ご家庭にとって無理のない一台を選びやすくなります。
ER-D70CとRE-WF277は重視する使い方に合わせて選ぶ

オーブンを使った料理やお菓子作りまで楽しみたいなら、ER-D70Cが候補になります。
一方で、毎日のあたためを手早く済ませながら、手軽な自動調理も取り入れたいなら、RE-WF277が選びやすいでしょう。
どちらが優れているかではなく、ご家庭で出番が多い使い方に合うかを基準にすると、購入後の使いやすさにつながります。
オーブン料理を手軽に楽しみたい人にはER-D70C
ER-D70Cは、レンジ機能だけでなく、焼く調理も日常的に楽しみたい人に向いています。
夕食のおかずをオーブンで仕上げたり、休日にパンや焼き菓子を作ったりと、調理の幅を広げたい場合に検討しやすい一台です。
特に、食材を並べて焼くだけの料理をよく作るなら、オーブンレンジを単なるあたため機器ではなく、毎日の調理家電として活用しやすいでしょう。
肉や魚の焼き料理、グラタン、ピザなどを作る機会が多いご家庭では、オーブン機能への期待を優先して選ぶと納得しやすくなります。
-
オーブン料理を夕食づくりに取り入れたい人。
-
パンやお菓子を自宅で作ることがある人。
-
一台であたためから焼き調理まで幅広くこなしたい人。
-
料理のレパートリーを少しずつ増やしたい人。
ただし、多彩な調理機能があっても、普段はあたためしか使わない場合には持て余すことがあります。
購入前には、直近1か月の食事を思い出し、オーブンを使いたい料理がどれくらいあったかを考えてみるとよいでしょう。
同じ東芝の26Lクラスで、より機能を広げたモデルも比較したい場合は、ER-D70CとER-D90Cの違いも確認しておくと、必要な機能の範囲を整理しやすくなります。
日常のあたためや時短調理を重視する人にはRE-WF277
RE-WF277は、忙しい平日の食事準備で、あたためや簡単な調理をスムーズに進めたい人に向いています。
冷蔵・冷凍したおかずの加熱、飲み物のあたため、食材を使った日常の自動調理など、毎日繰り返す作業の負担を抑えたい場合に選びやすいでしょう。
帰宅後に短時間で食事を用意したい人や、複雑な設定をできるだけ減らしたい人にとって、使いたい機能へ迷わず進めることは大切なポイントです。
オーブン料理をまったくしないわけではないものの、主な用途があたためであるなら、日々の使いやすさを優先する考え方が合います。
| このような使い方 | 選び方の目安 |
|---|---|
| 平日はおかずやごはんのあたためが中心 | RE-WF277を検討しやすいです。 |
| 簡単な自動調理を日常に取り入れたい | RE-WF277の使い勝手を確認すると安心です。 |
| 焼き料理やお菓子作りをよく楽しむ | ER-D70Cを優先候補にしやすいです。 |
| あたためもオーブン調理も同じくらい使う | よく作る料理を基準に判断します。 |
家族が自分で使う機会がある場合は、説明書を見なくても使えそうか、よく使う操作が分かりやすいかも確認しておくと安心です。
機能の数だけで決めるのではなく、朝・昼・夜のどの場面で使うかを具体的に考えることが、満足できる選択につながります。
設置スペースと予算を優先した最終チェック
候補を絞ったら、最後は設置できるかどうかと、無理なく購入できる条件を確認しましょう。
本体が置けるだけでなく、周囲に必要な空間を確保できるかまで確認することが重要です。
棚の高さや奥行き、扉を開けたときの動線、コンセントの位置も見ておくと、設置後に慌てにくくなります。
また、販売店によって付属品、配送条件、保証の内容が異なる場合があるため、本体価格だけで比較しないことも大切です。
-
設置予定場所の幅・奥行き・高さを測る。
-
扉の開閉や食器の出し入れに必要な空間を確認する。
-
コンセントの位置とコードの取り回しを確認する。
-
希望する色や外観がキッチンになじむかを見る。
-
配送、設置、保証を含めた購入条件を確認する。
最終的には、オーブン料理を楽しむ時間を増やしたいならER-D70C、日常のあたためと手軽さを優先したいならRE-WF277という考え方が分かりやすいでしょう。
「購入後に最もよく使う場面」を想像して選ぶことが、二つのオーブンレンジで迷ったときのいちばん確かな判断基準になります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- ER-D70Cは赤外線センサー、RE-WF277は絶対湿度センサーで加熱を見極めます。
- ER-D70Cは角皿にお湯を注ぐ方式、RE-WF277はスチームカップを使う方式です。
- パンやお菓子、オーブン料理を楽しみたい方にはER-D70Cが候補になります。
- 日常のあたためや、手軽な自動調理を重視する方にはRE-WF277が選びやすいです。
- 時短機能は、ER-D70Cがお急ぎ加熱、RE-WF277が複数のおかず作りにそれぞれ特徴があります。
- 容量は26Lと27Lで近いため、庫内寸法や設置スペースを確認することが大切です。
- お手入れのしやすさは、庫内の清掃機能やスチーム使用後の手順まで比較すると安心です。
- 価格は変動しやすいため、年間消費電力量と実売価格を分けて確認しましょう。
ER-D70CとRE-WF277は、どちらも毎日の食事づくりを支えてくれるオーブンレンジですが、得意とする使い方には違いがあります。
オーブン料理や焼き菓子づくりを楽しむ時間を増やしたいならER-D70C、あたためや自動調理を気軽に活用したいならRE-WF277を中心に検討すると選びやすいでしょう。
普段よく温めるもの、作りたい料理、置ける場所をあらかじめ書き出しておくと、必要な機能が見えやすくなります。
ご家庭のキッチンになじみ、毎日無理なく使える一台を選んでくださいね。

