REGZAの65Z890Sと65Z875Rは、どちらも65V型の大画面にMini LEDバックライトと量子ドットを組み合わせた、上位クラスの4K液晶テレビです。
さらに、複数チャンネルを自動で録画できるタイムシフトマシンにも対応しているため、「画質だけでなく録画機能も充実したテレビが欲しい」という方から注目されています。
ただし、型番や基本機能がよく似ているため、「新型の65Z890Sでは何が変わったの?」「型落ちの65Z875Rでも十分?」「タイムシフトマシンの機能に違いはある?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
先に結論をお伝えすると、Mini LEDの細かな明るさ制御、色再現、画面への映り込み対策、ゲーム機能、省エネ性能を重視する方には65Z890Sが向いています。
一方、タイムシフトマシンやスピーカー、基本的なAI画質機能をしっかり備えながら、購入価格を抑えたい方には65Z875Rがおすすめです。
この記事では、65Z890Sと65Z875Rの違いを、画質、色、視野角、HDR、タイムシフトマシン、ゲーム機能、音質、電気代などに分けて、初心者の方にもわかりやすく解説します。
65Z890Sと65Z875Rの違いを先に整理

65Z890Sと65Z875Rは、発売された世代が異なる新旧モデルです。
どちらもMini LEDと量子ドット、レグザエンジンZRα、タイムシフトマシン、70Wスピーカーなどを備えており、基本性能には多くの共通点があります。
一方で、65Z890Sではバックライト制御や色調整、画面表面、ゲーム入力、省エネ性能が見直されています。
まずは細かな機能を確認する前に、どちらがどのような方に向いているのかを整理しておきましょう。
| 比較項目 | 65Z890S | 65Z875R |
|---|---|---|
| モデルの位置づけ | 新型モデル | 型落ちモデル |
| Mini LED制御 | エリアコントロールPRO | 高輝度Mini LED |
| 色調整 | 64色軸 | 36色軸 |
| 画面表面 | ノングレアパネル | 低反射コート |
| ゲーム機能 | AIオートと1440p・120Hzに対応 | 主要な4Kゲーム機能に対応 |
| 録画機能 | タイムシフトマシン対応 | タイムシフトマシン対応 |
| 省エネ性能 | 年間消費電力量が少ない | 65Z890Sより多い |
65Z890Sは画質・見やすさ・省エネ性能を重視する人向け
65Z890Sは、新しいMini LEDのエリア制御や64色軸のカラー調整、ノングレアパネルなどを採用しており、映像の見やすさを細かく追求したモデルです。
映画の夜景やライブ映像の照明など、暗い場所に明るい光が混在する映像では、バックライトを細かく調整できることが画質のメリットにつながります。
また、テレビの向かい側に窓がある部屋や、天井照明が画面に映り込みやすい環境では、ノングレアパネルが役立ちます。
日中でもカーテンを閉めずにテレビを見たい方や、明るいリビングに設置する方にも選びやすいでしょう。
ゲームセレクトのAIオートや1440p・120Hz入力にも対応しているため、家庭用ゲーム機だけでなくゲーミングPCを接続する方にも向いています。
年間消費電力量も65Z875Rより少なく、画質と使いやすさ、長期的な省エネ性をまとめて重視したい方におすすめです。
65Z875Rはタイムシフトマシンと価格を重視する人向け
65Z875Rは型落ちモデルですが、タイムシフトマシン、高輝度Mini LED、量子ドット、レグザエンジンZRα、70Wスピーカーなど、テレビとして重要な機能を幅広く備えています。
そのため、新型で追加された細かな違いに強いこだわりがなければ、65Z875Rでも十分に満足しやすいでしょう。
特に、テレビ番組を録画予約せずに後から見たい方にとって、タイムシフトマシンの基本機能が新型と共通している点は大きな魅力です。
過去番組表やまるごとチャンネルなどを利用できるため、見逃した番組を探しやすく、普段のテレビ視聴を便利にできます。
型落ちによって販売価格が下がっている場合は、65Z875Rのコストパフォーマンスが高くなります。
価格差で録画用USBハードディスクやサウンドバーを用意することもできるため、画質と録画機能のバランスを取りながら予算を抑えたい方に向いています。
迷ったときに確認したい主な違い
65Z890Sと65Z875Rで迷ったときは、すべての機能を細かく比較するよりも、自分が毎日使う機能に注目すると選びやすくなります。
まず確認したいのは、テレビを設置する部屋の明るさです。
窓や照明の映り込みが気になりやすい部屋では、ノングレアパネルを採用した65Z890Sが使いやすいでしょう。
次に、映画やゲームで暗い映像をよく見るかも重要です。
黒の深さや明るい部分とのメリハリを重視するなら、Mini LEDのエリア制御が進化した65Z890Sが向いています。
一方、地上デジタル放送やバラエティ、ニュースを中心に視聴し、価格を優先するなら65Z875Rでも十分です。
タイムシフトマシンやスピーカー出力には大きな差がないため、録画機能だけで新型を選ぶ必要性は高くありません。
画質、ゲーム、省エネに価格差分の価値を感じるかどうかを基準に判断するとよいでしょう。
65Z890Sと65Z875Rの基本スペックを比較

65Z890Sと65Z875Rは、どちらも65V型の4K液晶テレビであり、画面サイズや解像度、映像処理エンジン、タイムシフトマシンなどの基本仕様はよく似ています。
本体寸法にも大きな差がないため、設置スペースの条件はほぼ同じです。
ここでは、購入前に確認しておきたい基本スペックを一覧で比較します。
| 項目 | 65Z890S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 65V型 | 65V型 |
| 解像度 | 3840×2160 | 3840×2160 |
| バックライト | Mini LED | Mini LED |
| 広色域技術 | 量子ドット | 量子ドット |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZRα | レグザエンジンZRα |
| タイムシフトマシン | 対応 | 対応 |
| 音声実用最大出力 | 70W | 70W |
画面サイズとMini LED液晶は共通
65Z890Sと65Z875Rは、どちらも65V型の4K液晶テレビです。
解像度は3840×2160で、フルHDの約4倍にあたる画素数を持っています。
65V型の大画面でも細部を表現しやすく、映画、スポーツ、ライブ映像、ゲームなどを迫力のある映像で楽しめます。
バックライトには、どちらもMini LEDを採用しています。
Mini LEDは、一般的な液晶テレビよりも小さなLEDを多数配置し、映像に合わせて明るさを細かく制御する方式です。
明るい部分を力強く表示しながら、暗い部分を引き締めやすいという特徴があります。
また、量子ドットによる広色域表示にも対応しているため、赤や緑などの鮮やかな色を表現しやすくなっています。
基本的なパネル方式は共通ですが、バックライト制御や画面表面の処理には違いがあるため、実際の見え方まで同じというわけではありません。
本体サイズと重さの違い
65Z890Sと65Z875Rの本体サイズはほぼ同じです。
幅はいずれも約144.8cmで、高さと奥行きには数ミリ程度の差しかありません。
現在65Z875Rを置けるテレビ台を使用している場合は、65Z890Sも設置しやすいと考えられます。
| 項目 | 65Z890S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 幅 | 約144.8cm | 約144.8cm |
| 高さ | 約89.3cm | 約89.4cm |
| 奥行き | 約29.1cm | 約29.2cm |
| スタンド込み質量 | 約31.0kg | 約31.5kg |
| 本体のみの質量 | 約25.3kg | 約25.6kg |
65Z890Sのほうがわずかに軽いものの、設置作業の負担が大きく変わるほどの差ではありません。
どちらも30kgを超える大型テレビなので、搬入経路、テレビ台の耐荷重、スタンドの接地幅を事前に確認しましょう。
安全のため、設置作業は複数人または専門業者へ依頼するのがおすすめです。
映像処理エンジンとチューナー数を比較
映像処理エンジンは、65Z890Sと65Z875RのどちらもレグザエンジンZRαを搭載しています。
地上デジタル放送、ネット動画、アニメ、映画など、映像の種類に合わせてノイズや色、輪郭、明るさを調整する高性能なエンジンです。
また、タイムシフトマシンに対応するため、地上デジタルチューナーを多く搭載しています。
複数のチャンネルを同時に録画しながら、通常の番組視聴や録画を行える構成です。
チューナー数や基本的な録画の仕組みには大きな違いがないため、タイムシフトマシンの使い勝手は新旧でよく似ています。
画質処理エンジンと録画の基本構成が共通していることから、65Z875Rを選んでも地デジやネット動画の補正能力が大幅に劣るわけではありません。
新型の違いは、エンジンそのものよりも、Mini LED制御や色調整、画面表面などに表れています。
接続端子と付属リモコンの違い
65Z890Sと65Z875Rは、ゲーム機、ブルーレイレコーダー、サウンドバー、USBハードディスクなどを接続できる端子を備えています。
タイムシフトマシン用と通常録画用でUSB端子が分かれているため、複数のUSBハードディスクを用途別に接続できます。
HDMI端子では、4K・120Hz入力やVRR、ALLMなどのゲーム機能に対応しています。
ただし、すべてのHDMI端子が同じ映像入力や音声出力に対応しているとは限りません。
ゲーム機やサウンドバーを接続する際は、対応する端子を確認する必要があります。
付属リモコンは世代によって型番やボタン配置が異なりますが、番組表、録画番組、タイムシフトマシン、ネット動画などの基本操作には対応しています。
特定の動画配信サービスのボタンは変更される場合があるため、リモコンだけで機種を決めず、テレビ全体の機能から選ぶとよいでしょう。
画質とMini LEDの違いを比較

65Z890Sと65Z875Rは、どちらも高輝度Mini LEDとレグザエンジンZRαを採用しており、明るさとコントラストに優れた映像を楽しめます。
新型の65Z890Sでは、Mini LEDをエリアごとに制御する仕組みが進化し、暗い映像の中に明るい光がある場面を、より引き締めて表示しやすくなっています。
どちらもレグザエンジンZRαを搭載
65Z890Sと65Z875Rには、どちらもレグザエンジンZRαが搭載されています。
映像の内容を細かく分析し、ノイズ、輪郭、色、明るさなどを調整することで、入力された映像を4K大画面で見やすく整える役割があります。
地上デジタル放送やネット動画は、すべてが高画質な4K映像というわけではありません。
圧縮された映像や解像度の低い映像を65V型の画面へ拡大すると、輪郭の粗さや色の段差が目立つことがあります。
レグザエンジンZRαは、コンテンツごとに適切な補正を行い、自然な映像に近づけます。
AIを使った人物や構図の分析、ネット動画向けの補正、アニメ向けの画質処理などにも両機種が対応しています。
一般的なテレビ番組や動画を見るだけなら、65Z875Rでも十分高い画質を期待できます。
65Z890SはMini LEDのエリア制御が進化
65Z890Sでは、Mini LEDの明るさをエリアごとに細かく制御する機能が強化されています。
液晶テレビでは、明るい部分の光が暗い部分へ広がり、黒い背景が白っぽく見えることがあります。
新しい制御では、必要な場所だけを明るくし、周囲の暗さを保ちやすくなっています。
たとえば、夜空に浮かぶ月、暗いライブ会場のスポットライト、夜景の照明、宇宙を舞台にした映画などでは、明るい部分と暗い部分の差が大きくなります。
65Z890Sは、このような映像で光の輪郭を整え、黒を引き締めやすい点がメリットです。
65Z875RもMini LEDを採用しているため、一般的な液晶テレビより高いコントラストを期待できます。
暗い場面の表現を特に重視する場合は、制御が進化した65Z890Sのほうが選びやすいでしょう。
暗い場面や夜景をきれいに見られるのはどっち?
暗い映画、夜景、星空、ライブ映像などをきれいに見たい場合は、65Z890Sがおすすめです。
Mini LEDのエリア制御が進化しているため、暗い背景の中にある光を力強く表示しながら、周囲の黒を引き締めやすくなっています。
65Z875RもMini LEDを搭載しているため、暗い映像が苦手なテレビではありません。
照明を落とした部屋で正面から見る場合や、価格差が大きい場合は、65Z875Rでも十分な映像を楽しめる可能性があります。
なお、暗い場面の見え方はテレビの画質モードや部屋の照明にも影響されます。
明るい店頭では違いがわかりにくい場合があるため、可能であれば暗い映像を表示し、黒い部分の浮きや明るい部分の周囲を比較すると判断しやすくなります。
地デジやネット動画の画質に大きな差はある?
地上デジタル放送や一般的なネット動画では、65Z890Sと65Z875Rの差が常に大きく見えるとは限りません。
どちらもレグザエンジンZRαとAIを使った画質処理に対応しているため、ニュース、ドラマ、バラエティ、アニメなどを見やすく整えられます。
差を感じやすいのは、暗い場面と明るい光が同時に表示される映像や、色の微妙な変化が多い映像です。
65Z890Sでは、Mini LEDのエリア制御と64色軸のカラー調整によって、より細かな表現を期待できます。
一方、日常的な番組視聴が中心で、画質の細かな違いより価格を重視する方は、65Z875Rでも不満を感じにくいでしょう。
視聴するコンテンツと価格差の両方を考えて選ぶことが大切です。
量子ドットと色再現性能の違い

65Z890Sと65Z875Rは、どちらも量子ドットを採用し、幅広い色を鮮やかに表現できるテレビです。
違いは、映像の色を何段階に分けて細かく調整するかという部分にあります。
新型の65Z890Sでは64色軸、65Z875Rでは36色軸のカラー制御を採用しています。
どちらも広色域量子ドットを採用
量子ドットは、バックライトの光を利用して純度の高い赤や緑などを作り出し、表現できる色の範囲を広げる技術です。
65Z890Sと65Z875Rはどちらも量子ドットを採用しているため、一般的な液晶テレビより鮮やかな映像を楽しみやすくなっています。
自然番組の森や海、スポーツのユニフォーム、アニメの鮮やかな色、ライブ会場の照明など、色の豊かさが映像の魅力につながるコンテンツで効果を感じやすいでしょう。
量子ドットを搭載している点は共通しているため、65Z875Rを選んでも色鮮やかな映像を楽しめます。
新型との差は、色の範囲そのものより、映像に合わせて色をどれだけ細かく調整できるかにあります。
65Z890Sは64色軸で細かな色を調整
65Z890Sは、64色軸のリッチカラーイメージコントロールを採用しています。
色軸とは、映像の色を複数のグループに分けて調整するための基準です。
色軸が多いほど、似た色をさらに細かく分け、映像に合わせた補正を行いやすくなります。
たとえば、人物の肌色だけでも、照明や肌の明るさによって赤みや黄色みが異なります。
空や海、木々の緑にも多くの色が含まれています。
65Z890Sでは、これらの微妙な違いを細かく分析し、鮮やかさを保ちながら自然な色に整えやすくなっています。
人物が多く登場するドラマや映画、自然映像、ライブ、スポーツなど、さまざまな色が混在するコンテンツを見る方は、65Z890Sの64色軸を活かしやすいでしょう。
65Z875Rは36色軸カラー制御に対応
65Z875Rは、36色軸のリッチカラーイメージコントロールを採用しています。
65Z890Sの64色軸より数は少ないものの、映像の色を細かく分析して調整できる点に変わりはありません。
量子ドットや3次元カラーリマスターにも対応しているため、色が単調に見えるモデルではありません。
地上デジタル放送、映画、アニメ、スポーツなどを鮮やかに楽しめる十分な色再現性能を備えています。
色の微妙な違いを細かく比較しなければ、36色軸と64色軸の差を大きく感じない可能性もあります。
型落ち価格が魅力的で、基本的な鮮やかさがあれば十分という方には、65Z875Rが選びやすいでしょう。
自然な肌色や鮮やかな映像を楽しめるのはどっち?
人物の肌色や自然風景をより細かく調整したい場合は、64色軸に対応する65Z890Sがおすすめです。
色を細かく分けて補正できるため、顔の赤みや照明による色の変化を自然に整えやすくなっています。
ただし、65Z875Rにも人物の肌を自然に見せる機能や量子ドットが搭載されています。
そのため、65Z875Rの映像が不自然になるわけではありません。
通常の視聴では十分鮮やかで、満足できる方も多いでしょう。
色の好みには個人差があります。
鮮やかな映像が好きな方もいれば、落ち着いた自然な色を好む方もいます。
画質を重視する場合は、同じ画質モードと映像を使って店頭で比較するのがおすすめです。
画面の見やすさと映り込みを比較

テレビの見やすさは、解像度や明るさだけでは決まりません。
窓や照明の映り込み、見る位置、部屋の明るさによっても印象が変わります。
65Z890Sはノングレアパネル、65Z875Rは低反射コートを採用しており、どちらも反射を抑える工夫がありますが、仕組みや見え方には違いがあります。
65Z890Sはノングレアパネルを採用
65Z890Sのノングレアパネルは、画面表面に当たる光を拡散させ、窓や照明が鏡のようにはっきり映り込むのを抑えやすい仕組みです。
テレビの正面に大きな窓がある部屋や、昼間に視聴することが多い家庭に向いています。
映り込みが強いと、暗い映画の場面や夜景で、自分の姿や部屋の照明が画面に見えてしまうことがあります。
ノングレアパネルなら、反射をやわらげることで映像に集中しやすくなります。
ただし、強い直射日光や照明の反射を完全になくせるわけではありません。
テレビを設置するときは、画面へ直接光が当たらない位置を選ぶことも大切です。
明るいリビングでの使いやすさを重視するなら、65Z890Sが有利です。
65Z875Rは低反射コートを採用
65Z875Rは、画面表面に低反射コートを採用しています。
照明や窓の光が画面に反射するのを抑えるための処理で、一般的な光沢画面より映像を見やすくする効果が期待できます。
低反射コートは、画面の光沢感を残しながら反射を抑えるため、映像の透明感や鮮やかさを好む方には魅力があります。
カーテンや照明で部屋の明るさを調整できる場合は、65Z875Rでも映り込みが大きな問題にならない可能性があります。
ノングレアパネルと低反射コートのどちらが好みかは、設置環境や映像の好みによって変わります。
反射の少なさを最優先するなら65Z890S、光沢感のある映像を好み、価格も重視するなら65Z875Rが選択肢になります。
斜めからの見やすさはどちらも配慮されている
65Z890Sと65Z875Rは、どちらも斜め方向から見たときの色や明るさの変化を抑えるための工夫があります。
65V型テレビをリビングへ設置すると、家族全員が常に画面の正面へ座れるとは限りません。
ソファの端やダイニング側から見る場合は、視野角が重要になります。
65Z875Rではワイドアングルシートを採用し、65Z890Sでも広い位置から見やすいパネル設計が行われています。
どちらも一般的な液晶テレビより、複数人で視聴しやすいモデルです。
ただし、65Z890Sはノングレアパネルも組み合わせているため、斜めから見たときの反射を含めた総合的な見やすさでは有利です。
正面から見ることが中心なら、視野角の差は感じにくい可能性があります。
明るいリビングに向いているのはどっち?
日中の明るいリビングに設置するなら、ノングレアパネルを採用した65Z890Sがおすすめです。
窓や照明の映り込みを抑えやすく、暗い映像でも部屋の反射を気にせず見やすい点がメリットです。
65Z875Rも低反射コートを採用しているため、明るい部屋で使えないわけではありません。
窓がテレビの横にある場合や、カーテンで光を調整できる場合は、十分見やすく使用できるでしょう。
テレビを購入する前に、設置予定の場所へ立ち、窓や照明がどの方向にあるかを確認するのがおすすめです。
昼間の視聴時間が長く、反射をできるだけ抑えたい場合は65Z890S、反射対策より価格を優先する場合は65Z875Rが選びやすいでしょう。
HDR対応と映画の見やすさを比較

HDRは、映像の明るい部分と暗い部分を幅広く表現するための技術です。
映画の夜景、炎、金属の輝き、窓から差し込む光などを印象的に見せるために使われています。
65Z890Sと65Z875Rでは、対応するHDR規格に一部違いがあります。
| HDR規格 | 65Z890S | 65Z875R |
|---|---|---|
| HDR10 | 対応 | 対応 |
| HLG | 対応 | 対応 |
| Dolby Vision | Dolby Vision IQ | Dolby Vision |
| HDR10+ | 仕様上の対応なし | 対応 |
65Z890SはDolby Vision IQに対応
65Z890Sは、Dolby Vision IQに対応しています。
Dolby Visionは、作品の場面ごとに明るさや色を調整する情報を利用し、映像を適切に表示するHDR規格です。
Dolby Vision IQでは、作品の情報に加えて、部屋の明るさも考慮して映像を調整します。
昼間の明るい部屋では暗い部分が見えにくくなり、夜の暗い部屋では明るい部分がまぶしく感じることがあります。
Dolby Vision IQを利用すると、視聴環境に合わせて映像を調整しやすく、時間帯ごとに画質設定を変更する手間を減らせます。
映画やドラマを昼夜問わず視聴する方や、細かな画質設定をテレビに任せたい方に便利です。
ただし、利用する作品や動画配信サービスがDolby Visionに対応している必要があります。
65Z875RはHDR10+に対応
65Z875Rは、HDR10、HLG、Dolby Visionに加えてHDR10+にも対応しています。
HDR10+は、作品の場面ごとに明るさや色の情報を利用し、暗い場面と明るい場面を適切に表示するための規格です。
利用している動画配信サービスや再生機器にHDR10+対応作品が多い場合は、65Z875Rのメリットになります。
新型の65Z890SがすべてのHDR規格で上回っているわけではない点に注意しましょう。
ただし、HDRの見え方は対応規格だけで決まるものではありません。
Mini LEDの明るさ、バックライト制御、画質モード、部屋の照明なども影響します。
HDR10+を利用したいか、部屋の明るさに合わせた自動調整を重視するかで選ぶとよいでしょう。
部屋の明るさに合わせやすいのは65Z890S
時間帯によって部屋の明るさが変わる家庭では、Dolby Vision IQとノングレアパネルを備えた65Z890Sが使いやすいでしょう。
昼間は窓から光が入り、夜は照明を落として映画を見るという場合でも、視聴環境に合わせた映像調整を行いやすくなっています。
65Z875Rでも明るさに合わせた画質調整は可能ですが、Dolby Vision IQに対応している点では65Z890Sが有利です。
難しい設定をせず、テレビに任せて見やすい映像を楽しみたい方に向いています。
ただし、常に暗い部屋で正面から映画を見る場合は、部屋の明るさに合わせる機能の重要性が低くなります。
その場合は、HDR10+対応や価格を重視して65Z875Rを選ぶ方法もあります。
映画や動画配信サービスを見るならどっち?
さまざまな時間帯に映画や動画配信サービスを見る方には、65Z890Sがおすすめです。
ノングレアパネル、Dolby Vision IQ、進化したMini LED制御により、明るいリビングから暗い部屋まで幅広い環境に合わせやすくなっています。
一方、HDR10+対応作品を重視する方や、照明を落とした部屋で正面から見ることが多い方には、65Z875Rも魅力的です。
量子ドットとMini LEDによる鮮やかな色や高い明るさは共通しているため、型落ちでも映画を十分楽しめます。
利用するサービスによって対応するHDR規格が異なるため、普段見る作品や再生機器も確認しましょう。
テレビだけでなく、契約プランや通信速度も4K・HDR視聴には重要です。
タイムシフトマシンと録画機能を比較

65Z890Sと65Z875Rの大きな特徴が、タイムシフトマシンに対応していることです。
別売りの対応USBハードディスクを接続すると、指定した複数の地上デジタル放送チャンネルを自動で録画できます。
録画予約を忘れても、放送後に過去番組表から番組を探せるため、テレビ番組をよく見る方に便利です。
どちらもタイムシフトマシンに対応
65Z890Sと65Z875Rは、どちらもタイムシフトマシンに対応しています。
タイムシフトマシンとは、指定した地上デジタル放送のチャンネルを一定期間自動録画し、放送が終わった番組を後から選んで見る機能です。
一般的な録画では、番組表から見たい番組を事前に予約する必要があります。
タイムシフトマシンなら、録画予約をしていなかった番組も、保存されている期間内であれば過去番組表から探せます。
録画できる期間は、接続するUSBハードディスクの容量や設定するチャンネル数、録画時間帯によって変わります。
機能自体は共通しているため、タイムシフトマシンを利用することだけが目的なら、価格の安い65Z875Rも有力な候補です。
地上デジタルチューナーを9基搭載
両機種は、タイムシフトマシン録画や通常の番組視聴を同時に行うため、地上デジタルチューナーを9基搭載しています。
複数のチャンネルを自動録画しながら、別の番組を視聴したり、通常録画を行ったりできる構成です。
チューナー数が多いことで、家族それぞれが見たい番組を後から探しやすくなります。
ニュース、ドラマ、バラエティ、アニメなど、毎週多くの番組を見る家庭では、録画予約の手間を大きく減らせるでしょう。
ただし、すべてのチャンネルを無制限に録画できるわけではありません。
録画するチャンネル、曜日、時間帯を設定し、USBハードディスクの容量に合わせて利用する必要があります。
保存期間を長くしたい場合は、大容量の対応機器を選びましょう。
過去番組表やまるごとチャンネルの使い方
過去番組表では、通常の番組表を見るような感覚で、放送済みの番組を選択できます。
録画一覧から番組名を一つずつ探す必要がなく、放送された曜日や時間を思い出しながら探せるのが便利です。
まるごとチャンネルでは、複数のチャンネルで放送されている番組をまとめて表示し、気になる番組へ移動できます。
ニュース番組を見比べたり、同じ時間帯の番組を探したりするときに役立ちます。
このような機能は65Z890Sと65Z875Rのどちらでも利用できるため、録画番組を探す使い勝手に大きな差はありません。
タイムシフトマシンを重視する場合は、本体価格だけでなく、接続するUSBハードディスクの予算も含めて比較しましょう。
通常録画と2番組同時録画にも対応
タイムシフトマシンとは別に、両機種とも通常のUSBハードディスク録画に対応しています。
番組表から録画予約を行い、保存しておきたい番組を通常録画用のハードディスクへ残すことができます。
対応する放送では2番組同時録画ができるため、見たい番組が重なった場合にも便利です。
タイムシフトマシンの自動録画期間が終わる前に、残しておきたい番組を通常録画へ移す使い方も考えられます。
ただし、録画番組をブルーレイディスクへ保存したい場合は、別途ブルーレイレコーダーが必要です。
短期間の見逃し防止ならタイムシフトマシン、長期間保存したい番組は通常録画やレコーダーというように使い分けるとよいでしょう。
録画機能を重視するなら新旧どちらを選ぶ?
録画機能を最優先する場合、65Z890Sと65Z875Rの基本的なタイムシフトマシン機能には大きな違いがありません。
録画性能だけを理由に新型の65Z890Sを選ぶ必要性は高くないでしょう。
価格差が大きい場合は、65Z875Rを選び、差額で容量の大きなUSBハードディスクを用意する方法があります。
保存できる番組数や期間を増やせるため、録画を重視する方にとって実用的な選択です。
一方、録画番組を高画質で見たい、明るい部屋で見やすくしたい、ゲームや省エネ性能も重視したい場合は65Z890Sが向いています。
録画機能は共通、画質や使いやすさは新型が有利と考えると選びやすいでしょう。
ゲーム機能の違いを比較

65Z890Sと65Z875Rは、どちらも家庭用ゲーム機を快適に遊ぶための機能を備えています。
4K・120Hz入力、VRR、ALLM、低遅延表示などの基本機能は共通しています。
新型の65Z890Sでは、ゲームジャンルを判断するAIオートと、1440p・120Hz入力が追加されています。
4K・120Hzや144Hz VRRなどの基本機能は共通
両機種とも4K・120Hz入力に対応しており、対応するゲーム機やPCを接続すると、高解像度で滑らかな映像を楽しめます。
レースゲーム、アクションゲーム、スポーツゲームなど、動きの速いゲームで効果を感じやすい機能です。
VRRは、ゲーム機側のフレームレートに合わせてテレビの表示タイミングを調整し、映像のずれやカクつきを抑えます。
ALLMは、ゲーム映像を検出すると低遅延モードへ自動的に切り替える機能です。
主要なゲーム機能は共通しているため、PS5などを4K・120Hzで遊ぶだけなら、65Z875Rでも十分対応できます。
接続する際は、対応するHDMI端子とケーブルを利用し、ゲーム機側でも映像出力の設定を行いましょう。
65Z890SはゲームセレクトのAIオートに対応
65Z890Sは、ゲームジャンルをAIで判断し、内容に合わせた画質設定を選ぶゲームセレクトのAIオートに対応しています。
ゲームによって、見やすくしたい部分は異なります。
ロールプレイングゲームでは風景や人物、シューティングゲームでは暗い場所や敵の動きを確認しやすくすることが重要です。
AIオートを利用すると、ゲームを変えるたびに画質モードを手動で切り替える手間を減らせます。
テレビの画質設定に詳しくない方や、さまざまなジャンルを遊ぶ方に便利です。
65Z875Rでもゲーム向けの画質モードを選べますが、AIによる自動判別には対応していません。
設定をテレビに任せたい場合は65Z890S、自分で設定を選べるなら65Z875Rでも問題ありません。
1440p・120Hz入力に対応するのは65Z890S
65Z890Sは、2560×1440の解像度で120Hz入力に対応しています。
1440pは、フルHDより高精細で、4Kよりもパソコンへの負荷を抑えやすい解像度です。
ゲーミングPCでは、画質とフレームレートのバランスを取りやすい設定として利用されています。
65Z875Rは1440p入力に対応していますが、120Hz表示には対応していません。
ゲーミングPCで1440p・120Hzを利用したい場合は65Z890Sを選ぶ必要があります。
家庭用ゲーム機を4K・120Hzで遊ぶことが中心なら、この違いは影響しにくいでしょう。
接続する機器の出力解像度とリフレッシュレートを確認し、自分の環境で必要な機能か判断してください。
PS5やゲーミングPCに向いているのはどっち?
PS5などの家庭用ゲーム機を4K・120Hzで遊ぶ場合は、65Z890Sと65Z875Rのどちらも候補になります。
低遅延やVRR、ALLMなどの基本機能が共通しているため、価格差が大きければ65Z875Rでも十分です。
一方、ゲーミングPCで1440p・120Hzを使いたい方や、ゲームごとの画質設定をAIへ任せたい方には65Z890Sがおすすめです。
Mini LEDの細かな制御も、暗いゲーム画面の見やすさにつながります。
ゲーム用途では、テレビの機能だけでなく、ゲーム機やPCの性能、HDMIケーブル、ゲーム側の設定も重要です。
利用する機器が対応していなければ、テレビ側の高性能な機能を活かせないため、購入前に確認しましょう。
音質とスピーカー性能を比較

65Z890Sと65Z875Rは、どちらも重低音立体音響システムZを搭載しています。
スピーカーは合計7個、音声実用最大出力は70Wで、基本的な構成に大きな差はありません。
テレビ本体だけでも、人物の声から映画の効果音まで幅広く楽しめるよう設計されています。
どちらも重低音立体音響システムZを搭載
重低音立体音響システムZは、メインスピーカー、トップスピーカー、ウーファーを組み合わせ、音の広がりと低音の迫力を高める仕組みです。
薄型テレビはスピーカーの設置スペースが限られますが、複数のスピーカーを使うことで聞きやすさを補っています。
ニュースやドラマでは人物の声を前方へ届け、映画やゲームでは効果音を広げることで、映像に合った音を楽しみやすくなっています。
ウーファーも搭載しているため、一般的なテレビより低音の厚みを感じやすいでしょう。
この基本構成は共通しているため、音質だけを理由に新型を選ぶ必要性は高くありません。
65Z875Rでも、日常的なテレビ視聴には十分なスピーカー性能を備えています。
スピーカー7個と合計70Wの出力は共通
65Z890Sと65Z875Rは、2Wayメインスピーカー4個、トップスピーカー2個、ウーファー1個の合計7個を搭載しています。
音声実用最大出力も合計70Wで共通です。
70Wの出力があれば、一般的なリビングでニュース、ドラマ、スポーツ、映画などを楽しむには十分と感じる方も多いでしょう。
音量を大きくしなくても、声や音楽を聞き取りやすく設計されています。
ただし、出力が同じでも、部屋の広さ、壁や床の材質、テレビの設置位置によって聞こえ方は変わります。
音質を重視する場合は、店頭で人物の声と音楽の両方を確認すると判断しやすくなります。
Dolby Atmosや音場調整機能を比較
両機種ともDolby Atmosに対応しており、対応作品では高さ方向を意識した立体的な音を楽しめます。
映画の雨や飛行機、ライブ会場の歓声などを、画面周辺に広がるように再生できるのが特徴です。
また、部屋の環境に合わせて音を調整する機能や、人物の声を聞き取りやすくする機能にも対応しています。
設置場所による音の変化を補正できるため、テレビ台の上や壁の近くなど、さまざまな環境に合わせやすくなっています。
65Z890Sでは音質調整機能が整理されていますが、基本的なスピーカー構成や出力は共通です。
細かな音の調整にこだわらなければ、65Z875Rでも大きな不満を感じにくいでしょう。
サウンドバーなしでも十分に楽しめる?
地上デジタル放送、ドラマ、ニュース、一般的な映画視聴であれば、両機種ともサウンドバーなしで楽しみやすい構成です。
7個のスピーカーと70Wの出力により、薄型テレビとしては充実した音を期待できます。
一方、映画館のような重低音や、後方からも音が聞こえる本格的な立体音響を求める場合は、サウンドバーや外部スピーカーを追加したほうが満足しやすいでしょう。
まずはテレビ本体の音を使い、不足を感じた段階で外部機器を追加する方法もあります。
65Z890Sと65Z875Rのどちらを選んでも、サウンドバーとの接続を検討できるため、購入時に必ずそろえる必要はありません。
消費電力と年間電気代の違いを比較

65V型のMini LEDテレビは画面が大きく、高い明るさを出せるため、消費電力も確認しておきたいポイントです。
65Z890Sと65Z875Rでは定格消費電力に大きな差はありませんが、年間消費電力量では65Z890Sのほうが少なくなっています。
| 項目 | 65Z890S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 消費電力 | 351W | 348W |
| 年間消費電力量 | 143kWh/年 | 172kWh/年 |
| 年間消費電力量の差 | 29kWh/年 | |
最大消費電力はほぼ同じ
消費電力の仕様値は、65Z890Sが351W、65Z875Rが348Wで、大きな差はありません。
数値だけを見ると65Z890Sのほうがわずかに高くなっていますが、テレビを見ている間に常にこの電力を使うわけではありません。
実際の消費電力は、映像の明るさ、画質モード、音量、HDR映像、省エネ設定などによって変わります。
明るいHDR映像を高い画面輝度で表示すると電力が増えやすく、暗い映像や省エネ設定では少なくなります。
定格消費電力の3W差だけで選ぶ必要はありません。
日常的な使用に近い目安としては、年間消費電力量の違いを確認するほうがわかりやすいでしょう。
年間消費電力量が少ないのは65Z890S
年間消費電力量は、65Z890Sが143kWh、65Z875Rが172kWhです。
65Z890Sのほうが年間29kWh少なくなっています。
映像に合わせてバックライトと液晶パネルを適切に制御することで、実際の視聴に近い条件で電力を抑えやすくなっています。
テレビを見る時間が短い家庭では、年間29kWhの差を大きく感じない可能性があります。
一方、朝から夜までテレビをつけることが多い家庭や、タイムシフトマシンの録画番組を長時間見る家庭では、省エネ性能の差が積み重なります。
省エネ性能を活かすには、画面の明るさを必要以上に上げず、部屋の明るさに合わせた自動調整や無操作電源オフを利用することも大切です。
長期間使用したときの電気代差を確認
年間消費電力量の差は29kWhです。
電気料金の目安単価を1kWhあたり31円として単純計算すると、1年間では約899円の差になります。
5年間では約4,495円、10年間では約8,990円が一つの目安です。
ただし、実際の電気料金単価やテレビの視聴時間、画質設定によって金額は変わります。
また、タイムシフトマシン用USBハードディスクの電力は、この単純計算には含まれていません。
電気代の差だけで新型と型落ちの購入価格差を回収できるとは限りません。
省エネ性能は、画質や見やすさ、ゲーム機能と合わせて考えるとよいでしょう。
省エネ性能だけで新型を選ぶべき?
省エネ性能だけを理由に65Z890Sを選ぶ必要はありません。
年間の電気代差は積み重なるものの、本体価格の差が大きい場合は、電気代だけで差額を回収するまで長い期間が必要になります。
65Z890Sを選ぶ価値は、省エネ性能に加えて、Mini LED制御、64色軸カラー、ノングレアパネル、ゲーム機能などが進化していることです。
これらの機能を複数活用する方なら、新型の価格にも納得しやすくなります。
反対に、テレビを見る時間が短く、正面から地デジを中心に見る方は、65Z875Rを選んだほうが購入費用を抑えやすいでしょう。
電気代と本体価格の両方を含めて判断してください。
65Z890Sと65Z875Rの価格差と選び方

65Z890Sと65Z875Rの価格は、販売店、在庫数、セール、ポイント還元などによって変動します。
新型の65Z890Sは発売直後ほど高くなりやすく、65Z875Rは型落ちとして値下がりする可能性があります。
在庫が減ると価格が安定しない場合もあるため、同じ時期に複数の店舗を比較することが大切です。
65Z890Sは新型のため価格が高くなりやすい
65Z890Sは新しいモデルなので、発売から時間がたっていない時期は価格が高くなりやすい傾向があります。
画質やゲーム、省エネ性能が進化している一方、タイムシフトマシンやスピーカーなど、65Z875Rと共通する機能も多くあります。
そのため、新型という理由だけで選ぶのではなく、ノングレアパネル、64色軸、Mini LED制御、1440p・120Hzなどの違いが自分に必要か確認しましょう。
長く使う予定で、明るい部屋での見やすさや画質を重視する場合は、新型の価格差にも価値を感じやすいでしょう。
反対に、新機能を使う予定が少なければ、型落ちのほうが合理的です。
65Z875Rは型落ち価格で購入できる可能性がある
65Z875Rは型落ちモデルになったことで、在庫処分やセールの対象になり、価格が下がる可能性があります。
高輝度Mini LED、量子ドット、レグザエンジンZRα、タイムシフトマシン、70Wスピーカーなどを備えているため、安く購入できればコストパフォーマンスの高いモデルです。
ただし、型落ちモデルは在庫が限られます。
希望する店舗で売り切れたり、展示品だけになったりする場合があります。
購入前に商品の状態、付属品、保証期間、設置サービスを確認しましょう。
価格が安くても、長期保証や配送費を含めると新型との差が小さくなることがあります。
本体価格だけでなく、購入に必要な総額で比べることが大切です。
価格差が小さい場合は65Z890Sがおすすめ
65Z890Sと65Z875Rの価格差が小さい場合は、新型の65Z890Sがおすすめです。
Mini LEDの細かな制御、64色軸のカラー調整、ノングレアパネル、Dolby Vision IQ、ゲームセレクトのAIオート、省エネ性能など、複数の部分が進化しています。
テレビは一度購入すると長期間使用することが多いため、毎日の見やすさや使いやすさの違いは積み重なります。
特に、明るいリビングで見る方や、映画とゲームを幅広く楽しむ方は新型のメリットを感じやすいでしょう。
数年間使うことを考え、価格差が負担にならない範囲であれば、65Z890Sを選ぶと後悔しにくくなります。
価格差が大きい場合は65Z875Rも狙い目
価格差が大きい場合は、65Z875Rも十分狙い目です。
タイムシフトマシン、量子ドット、Mini LED、AI画質処理、4K・120Hzゲーム、70Wスピーカーなど、テレビとして重要な機能はしっかり備えています。
正面からテレビを見ることが多く、1440p・120HzやDolby Vision IQを使う予定がなければ、新型との差を感じにくい可能性があります。
その場合は、65Z875Rを選ぶことで購入費用を抑えられます。
差額で大容量のUSBハードディスクやサウンドバー、テレビ台をそろえる方法もあります。
テレビ本体だけでなく、視聴環境全体に予算を配分したい方には、65Z875Rが向いています。
65Z890Sと65Z875Rはどっちがおすすめ?

65Z890Sと65Z875Rは、どちらも高画質とタイムシフトマシンを両立した高性能テレビです。
選ぶときは、新型と型落ちという言葉だけで判断せず、画質、録画、ゲーム、設置環境、価格の優先順位を決めることが大切です。
65Z890Sがおすすめな人
65Z890Sは、映画やゲームの画質を重視し、明るいリビングでも見やすいテレビを求める方におすすめです。
Mini LEDのエリア制御が進化しており、夜景や暗い映画で光と黒のメリハリを表現しやすくなっています。
64色軸のカラー調整により、人物の肌や自然風景を細かく整えられる点も魅力です。
ノングレアパネル、Dolby Vision IQ、1440p・120Hz、ゲームセレクトのAIオートなども備えています。
テレビを長時間使用し、年間消費電力量を抑えたい方にも向いています。
価格差が小さい場合や、進化した機能を複数使う予定がある場合は、65Z890Sが選びやすいでしょう。
65Z875Rがおすすめな人
65Z875Rは、購入価格を抑えながら、タイムシフトマシンと高画質なMini LEDテレビを使いたい方におすすめです。
量子ドット、レグザエンジンZRα、70Wスピーカー、4K・120Hzゲームなど、基本性能は充実しています。
HDR10+対応作品を楽しみたい方や、テレビを正面から見ることが多い方にも向いています。
画面の映り込みを部屋のカーテンや照明で調整できる場合は、65Z890Sとの差を感じにくい可能性があります。
型落ち価格で大幅に安く購入できる場合は、コストパフォーマンスの高い選択です。
録画機能を最優先し、画質の細かな進化より価格を重視する方に適しています。
画質・録画・ゲームの優先順位から選ぶ方法
画質を最優先するなら、Mini LED制御、64色軸、ノングレアパネルを備えた65Z890Sがおすすめです。
暗い映画や高画質な動画を幅広く楽しみたい方に向いています。
録画機能を最優先する場合は、タイムシフトマシンの基本機能が共通しているため、価格の安いほうを選びやすいでしょう。
価格差で大容量のUSBハードディスクを用意する方法もあります。
ゲームを重視する場合、PS5を4K・120Hzで遊ぶならどちらも候補です。
ゲーミングPCで1440p・120Hzを使いたい場合や、画質設定をAIに任せたい場合は65Z890Sを選びましょう。
65Z890Sと65Z875Rの違いまとめ
REGZAの65Z890Sと65Z875Rは、どちらも65V型の4K Mini LED液晶テレビです。
量子ドット、レグザエンジンZRα、タイムシフトマシン、70Wスピーカー、4K・120Hzゲームなど、基本性能には多くの共通点があります。
65Z890Sでは、Mini LEDのエリア制御、64色軸のカラー調整、ノングレアパネル、Dolby Vision IQ、ゲームセレクトのAIオート、1440p・120Hz入力、省エネ性能などが強化されています。
画質、明るい部屋での見やすさ、ゲーム機能を重視する方に向いています。
65Z875Rは、36色軸カラー、低反射コート、HDR10+などに対応しています。
タイムシフトマシンや音質、主要なゲーム機能は65Z890Sとよく似ているため、型落ち価格で購入できる場合は魅力的です。
| 選び方 | おすすめのモデル |
|---|---|
| 暗い映画や夜景をきれいに見たい | 65Z890S |
| 明るい部屋で映り込みを抑えたい | 65Z890S |
| 色を細かく自然に表現したい | 65Z890S |
| ゲーミングPCで1440p・120Hzを使いたい | 65Z890S |
| 年間消費電力量を抑えたい | 65Z890S |
| タイムシフトマシンを安く導入したい | 65Z875R |
| HDR10+対応を重視したい | 65Z875R |
| 基本性能が十分なら価格を優先したい | 65Z875R |
迷った場合は、価格差が小さければ新型の65Z890S、価格差が大きければ型落ちの65Z875Rを選ぶと判断しやすいでしょう。
購入前には、テレビを置く部屋の明るさ、見る位置、録画するチャンネル数、接続するゲーム機やPCまで確認し、自分の使い方に合うモデルを選んでください。

