REGZA 65Z770Sと65Z875Rは、どちらも65V型の4K Mini LED液晶テレビです。
型番を見ると65Z770Sのほうが新しく、65Z875Rは1世代前のモデルですが、単純に新しい65Z770Sのほうが高性能というわけではありません。
65Z770Sは、2026年に登場したZ7シリーズのスタンダードモデルです。
一方の65Z875Rは、2025年に登場したZ8シリーズのハイグレードモデルで、上位の映像処理エンジン、量子ドット、タイムシフトマシンなどを搭載しています。
そのため、「新しい65Z770Sを選ぶべき?」「型落ちでも上位モデルの65Z875Rのほうがお得?」「画質や録画機能はどのくらい違う?」と迷う方もいるでしょう。
2機種を比較すると、主な違いは映像処理エンジン、色表現、地デジの画質処理、タイムシフトマシン、チューナー数、音声出力、消費電力などです。
65Z770Sは、新しいモデル、省エネ性、基本機能のバランスを重視する方に向いています。
65Z875Rは、画質、録画、テレビ単体の音質を重視する方に向いています。
この記事では、REGZA 65Z770Sと65Z875Rの違いを、画質、録画、音質、ゲーム性能、サイズ、電気代などに分けて詳しく比較します。
REGZA 65Z770Sと65Z875Rの違いを先に比較

最初に、65Z770Sと65Z875Rの大きな違いを確認しましょう。
新旧だけを見ると65Z770Sが有利に思えますが、シリーズ内の位置づけや搭載機能では65Z875Rが上回る部分もあります。
| 比較項目 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 発売世代 | 2026年モデル | 2025年モデル |
| シリーズ | Z7シリーズ | Z8シリーズ |
| 位置づけ | Mini LEDスタンダード | Mini LEDハイグレード |
| 映像処理エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZRα |
| 量子ドット | 非搭載 | 搭載 |
| 地デジ画質 | 地デジAIビューティ | 地デジAIビューティPRO |
| タイムシフトマシン | 非搭載 | 搭載 |
| 地デジチューナー | 3基 | 9基 |
| 音声実用最大出力 | 合計60W | 合計70W |
| 年間消費電力量 | 124kWh/年 | 172kWh/年 |
| 向いている人 | 新しさ・省エネ・基本機能重視 | 画質・録画・音質重視 |
65Z770Sは新しさ・基本性能・省エネ性を重視する人向け
65Z770Sは、Mini LEDテレビに必要な基本機能をバランスよく備えた新しいスタンダードモデルです。
高輝度Mini LED液晶パネル、レグザエンジンZR、120Hz倍速、最大144Hz VRR、外付けUSBハードディスク録画、Dolby Vision IQなどに対応しています。
地デジ、ネット動画、映画、スポーツ、ゲームなどを幅広く楽しめるため、タイムシフトマシンや上位の画質処理が必要でなければ、65Z770Sでも十分な性能があります。
また、年間消費電力量は65Z875Rより少なく、本体も軽量です。
新しいモデルを選びたい方、電気使用量や設置のしやすさを重視する方、機能を使い切れるか不安な方には65Z770Sが向いています。
65Z875Rは画質・タイムシフトマシン・音質を重視する人向け
65Z875Rは型落ちモデルですが、Z8シリーズに属するハイグレードモデルです。
上位のレグザエンジンZRα、広色域量子ドット、地デジAIビューティPRO、ネット動画ビューティPROなどを搭載しています。
さらに、地上デジタル放送を最大6チャンネル録画できるタイムシフトマシンに対応しています。
録画予約をしていない番組でも、設定した時間帯にタイムシフト録画されていれば、過去番組表から選んで視聴できます。
音声出力も合計70Wと65Z770Sより大きいため、テレビ単体で映画、スポーツ、ライブなどを迫力のある音で楽しみたい方にも向いています。
主な違いは映像エンジン・Mini LED制御・録画・音響・消費電力
2機種は、どちらもMini LED液晶テレビですが、映像処理や周辺機能に違いがあります。
65Z770Sは基本性能を整えたスタンダードモデルで、65Z875Rは画質、録画、音響を強化した上位モデルです。
| 重視するポイント | 選びやすいモデル |
|---|---|
| 新しいモデル | 65Z770S |
| 映像処理の高度さ | 65Z875R |
| 色の鮮やかさ | 65Z875R |
| タイムシフト録画 | 65Z875R |
| テレビ単体の音声出力 | 65Z875R |
| 年間消費電力量 | 65Z770S |
| 本体の軽さ | 65Z770S |
価格差が小さいなら65Z875R、機能を絞るなら65Z770Sがおすすめ
購入時の価格差が小さい場合は、上位機能を備えた65Z875Rが有力です。
タイムシフトマシン、量子ドット、上位の画質処理、合計70Wの音響などを利用できるため、価格差以上の価値を感じられる可能性があります。
一方、タイムシフトマシンを使わない方や、地デジと動画を普通に楽しめれば十分な方は、65Z770Sのほうが無駄の少ない選択です。
同じREGZAで、より新しい上位モデルとの違いも確認したい場合は、65Z890Sと65Z770Sの比較も参考になります。タイムシフトマシンや上位画質処理にどこまで価値を感じるかを判断しやすくなります。
型落ちモデルは販売店によって価格や在庫が大きく変わるため、型番だけで決めず、購入時点の価格差と保証内容も確認しましょう。
REGZA 65Z770Sと65Z875Rの基本スペックを比較

ここでは、2機種の発売時期やシリーズ内での位置づけ、チューナー数などを比較します。
65Z770Sは新型ですが、65Z875Rは上位シリーズである点が大切です。
65Z770Sは2026年モデル、65Z875Rは2025年モデル
65Z770Sは2026年に登場した新しいモデルです。
65Z875Rは2025年モデルのため、発売時期だけで比べると65Z770Sより1世代前になります。
ただし、テレビの性能は発売時期だけで決まるものではありません。
新しいスタンダードモデルより、1世代前の上位モデルのほうが、画質処理や録画機能、音響などで高性能なことがあります。
今回の2機種も、65Z770Sが新型、65Z875Rが型落ち上位モデルという関係です。
65Z770SはZ7シリーズ、65Z875Rは上位のZ8シリーズ
65Z770Sが属するZ7シリーズは、REGZAのMini LEDテレビのなかでスタンダードモデルに位置づけられています。
画質、録画、動画、ゲーム、音響をバランスよく搭載し、Mini LEDテレビを幅広い用途で使いやすいシリーズです。
65Z875Rが属するZ8シリーズは、その上位にあたるハイグレードモデルです。
映像処理エンジン、量子ドット、タイムシフトマシン、音声出力などが強化されています。
新旧よりも、Z7とZ8というシリーズの違いを理解すると、性能差を判断しやすくなります。
画面サイズと4K解像度は共通
どちらも65V型で、画素数は3840×2160の4K解像度です。
地デジ、映画、スポーツ、ネット動画、ゲームなどを迫力のある大画面で楽しめます。
画面の実寸もほぼ同じで、テレビを見るときの迫力には大きな違いはありません。
ただし、本体サイズ、スタンド形状、重さは異なるため、現在使用しているテレビ台へ設置できるかは個別に確認する必要があります。
チューナー数・HDMI端子・USB端子を比較
| 項目 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 地上デジタルチューナー | 3基 | 9基 |
| BS・110度CSデジタル | 3基 | 3基 |
| BS4K・110度CS4K | 2基 | 2基 |
| HDMI入力 | 4系統 | 4系統 |
| USB端子 | 2系統 | 4系統 |
| 外付けUSB HDD録画 | 対応 | 対応 |
| タイムシフトマシン | 非対応 | 対応 |
65Z875Rの地デジチューナー数が多いのは、タイムシフトマシンで複数チャンネルを録画するためです。
ゲーム機やレコーダーを接続するHDMI入力は、どちらも4系統あります。
USB端子は65Z875Rのほうが多く、通常録画用やタイムシフトマシン用の外付けハードディスクを接続しやすい構成です。
基本スペックの違いを比較表で確認
| 項目 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 画面サイズ | 65V型 | 65V型 |
| 解像度 | 4K | 4K |
| パネル | 高輝度Mini LED液晶 | 高輝度Mini LED液晶 |
| 量子ドット | 非搭載 | 搭載 |
| 映像エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZRα |
| 倍速表示 | 120Hz倍速 | 120Hz倍速 |
| ゲーム時 | 最大144Hz VRR | 最大144Hz VRR |
| Dolby Vision | Dolby Vision IQ | 対応 |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| タイムシフトマシン | 非対応 | 対応 |
65Z770Sと65Z875Rの画質の違いを比較

画質を重視する場合は、型落ちでも上位モデルの65Z875Rが有力です。
どちらもMini LEDですが、映像処理エンジンや量子ドット、画質補正機能に違いがあります。
どちらも高輝度Mini LED液晶パネルを採用
65Z770Sと65Z875Rは、どちらも高輝度Mini LED液晶パネルを採用しています。
Mini LEDは、小さなLEDを多数配置し、映像の明るい部分と暗い部分を細かく制御する仕組みです。
一般的な液晶テレビよりも明るさを高めやすく、夜景、星空、花火、映画の暗い場面などで、黒を引き締めながら光を表現しやすくなります。
そのため、どちらを選んでも、通常のLED液晶テレビから買い替える場合は、コントラストや明るさの違いを感じやすいでしょう。
65Z770SはレグザエンジンZRを搭載
65Z770Sは、レグザエンジンZRを搭載しています。
地デジAIビューティ、ネット動画ビューティ、AI超解像、ナチュラルフェイストーンなどに対応し、映像の種類に合わせて見やすく整えます。
地デジのノイズを抑えたり、人物の肌を自然に見せたり、ネット動画の輪郭を見やすくしたりできるため、一般的なテレビ視聴には十分な性能です。
色を極端に強調するよりも、地デジからネット動画まで自然な画質で見たい方に向いています。
65Z875Rは上位のレグザエンジンZRαを搭載
65Z875Rは、上位のレグザエンジンZRαを搭載しています。
地デジAIビューティPRO、ネット動画ビューティPRO、AIシーン高画質PRO、アニメビューティPROなど、65Z770Sより高度な映像処理に対応しています。
さらに、広色域量子ドットを採用しており、赤、緑、青などの色を幅広く表現しやすいのが特徴です。
| 画質機能 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 映像エンジン | レグザエンジンZR | レグザエンジンZRα |
| 地デジ補正 | 地デジAIビューティ | 地デジAIビューティPRO |
| ネット動画補正 | ネット動画ビューティ | ネット動画ビューティPRO |
| アニメ向け補正 | 基本的な超解像処理 | アニメビューティPRO |
| 量子ドット | 非搭載 | 搭載 |
| 自動画質調整 | おまかせAIピクチャー | おまかせAIピクチャーPRO |
Mini LEDのエリア制御と黒の表現を比較
どちらもMini LEDのエリア制御に対応していますが、映像処理とパネル技術を含めた総合的な画質では65Z875Rが上位です。
65Z875Rは、暗い部分の黒を引き締めながら、照明、炎、夕焼けなどの明るい部分を鮮やかに表現しやすくなっています。
量子ドットにも対応しているため、明るい場面でも色が薄くなりにくく、映画、自然映像、ライブ、ゲームなどで色の豊かさを感じやすいでしょう。
65Z770SもMini LEDらしい明るさと黒の表現を楽しめますが、画質を細かく比較すると65Z875Rが有利です。
地デジ・映画・ネット動画の見え方を比較
| 見るコンテンツ | 選びやすいモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 地デジ | 65Z875R | PRO版の地デジ画質処理を搭載 |
| 映画 | 65Z875R | 量子ドットと上位映像エンジン |
| ネット動画 | 65Z875R | ネット動画ビューティPRO |
| アニメ | 65Z875R | アニメビューティPROを搭載 |
| 一般的なテレビ視聴 | 65Z770Sでも十分 | 基本的な高画質処理が充実 |
画質を最優先するなら65Z875Rがおすすめです。
一方、通常の地デジや動画を自然に見られれば十分な方は、65Z770Sでも不満を感じにくいでしょう。
REGZA以外も含めて色鮮やかなMini LEDテレビを比較したい場合は、65Z770Sとハイセンス65U8Rの比較も確認すると、量子ドットや低反射性能を重視した選び方との違いが分かります。
65Z770Sと65Z875Rのパネル・視野角・低反射性能を比較

リビングで家族と見る場合は、正面からの画質だけでなく、斜めからの見やすさや窓・照明の映り込みも重要です。
65Z770Sは広視野角とノングレア仕様に対応
65Z770Sは、広視野角とノングレアパネルに対応しています。
斜めから見たときの色や明るさの変化を抑えながら、画面への映り込みも軽減する設計です。
ソファの中央だけでなく、ダイニングやキッチンなど、少し横の位置からテレビを見る場合にも使いやすいでしょう。
ノングレア仕様のため、照明や窓の光が画面へ映り込みやすい明るいリビングにも向いています。
65Z875Rはワイドアングルと低反射コートを採用
65Z875Rは、広視野角ワイドアングルシートと低反射コートを採用しています。
65Z770Sと同様に、斜めから見たときの見やすさや、明るい部屋での反射に配慮されています。
さらに、上位の画質処理と量子ドットを搭載しているため、見る位置が変わった場合でも、鮮やかな色とコントラストを楽しみやすいでしょう。
斜めから家族で見るならどちらが見やすいか
どちらも広視野角に対応しているため、家族で横に広がって見る場合に使いやすいモデルです。
斜めからの視聴だけを目的にした場合、大きな差を感じにくい可能性があります。
ただし、色表現や画質処理まで含めると、65Z875Rのほうが上位です。
一般的な家族視聴なら65Z770Sでも十分ですが、斜めから見たときも画質にこだわりたい方には65Z875Rが向いています。
明るいリビングで映り込みを抑えやすいのはどちらか
| 視聴環境 | おすすめモデル |
|---|---|
| 窓が多い明るい部屋 | どちらもおすすめ |
| 照明の反射が気になる | どちらもおすすめ |
| 複数人で斜めから見る | どちらもおすすめ |
| 色鮮やかさも重視する | 65Z875R |
| 基本的な見やすさで十分 | 65Z770S |
正面視聴と複数人視聴で選び方を確認
テレビの正面にソファを置き、主に決まった位置から見るのであれば、どちらでも快適に視聴できます。
家族がソファ、ダイニング、キッチンなど複数の場所から見る場合も、両機種とも広視野角に対応しているため選びやすいでしょう。
パネルだけでは大きな差をつけにくいため、最終的には画質処理、録画、価格差から選ぶのがおすすめです。
65Z770Sと65Z875Rのタイムシフトマシン・録画機能を比較

録画機能は、2機種のなかでも特に大きな違いです。
通常録画にはどちらも対応していますが、65Z875Rだけがタイムシフトマシンを搭載しています。
65Z875Rはタイムシフトマシンを搭載
65Z875Rは、タイムシフトマシンに対応しています。
対応する外付けUSBハードディスクを接続すると、設定した曜日と時間帯の地デジ番組を最大6チャンネル録画できます。
録画予約をしていなかった番組でも、タイムシフト録画されていれば、過去番組表から選んで視聴できます。
ドラマ、ニュース、バラエティ、スポーツなどを見逃したときや、話題になった番組を後から見たいときに便利です。
65Z770Sは通常の外付けUSBハードディスク録画に対応
65Z770Sはタイムシフトマシン非搭載ですが、通常の外付けUSBハードディスク録画には対応しています。
番組表から見たい番組を選び、予約録画する一般的な使い方ができます。
ドラマを毎週予約したり、外出中の番組を録画したりする用途であれば、65Z770Sでも十分です。
録画予約を忘れない方や、見る番組がある程度決まっている方には、タイムシフトマシンがなくても不便を感じにくいでしょう。
過去番組をさかのぼって見られるかを比較
| 録画機能 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 通常録画 | 対応 | 対応 |
| 2番組同時録画 | 対応 | 対応 |
| タイムシフトマシン | 非対応 | 対応 |
| 過去番組表 | 非対応 | 対応 |
| 最大6チャンネル録画 | 非対応 | 対応 |
| 録画予約なしで視聴 | 基本的に不可 | タイムシフト録画範囲内で可能 |
過去の番組をさかのぼって見たい方には、65Z875Rが大きく有利です。
ただし、タイムシフトマシンを使うには、対応する別売のUSBハードディスクが必要です。
通常録画の2番組同時録画にはどちらも対応
通常録画では、どちらも2番組同時録画に対応しています。
同じ時間帯に見たいドラマとスポーツが重なった場合でも、2番組を録画しながら別の番組を視聴できます。
そのため、タイムシフトマシンを使わず、通常録画だけを利用する場合は、録画できる番組数に大きな差はありません。
違いは、録画予約をしていない番組まで自動的に残せるかどうかです。
録画予約の手間を減らしたいなら65Z875Rが便利
毎回番組表を確認して予約するのが面倒な方や、番組を見逃すことが多い方には65Z875Rがおすすめです。
タイムシフトマシンを活用すれば、放送時間を気にせず、後から見たい番組を選べます。
一方、ネット動画が中心で地デジの録画をほとんど使わない方は、65Z770Sで十分です。
| 録画の使い方 | おすすめモデル |
|---|---|
| 録画予約を忘れやすい | 65Z875R |
| 話題の番組を後から見たい | 65Z875R |
| 毎週決まった番組だけ録画する | 65Z770Sでも十分 |
| ネット動画が中心 | 65Z770S |
| 地デジを幅広く見る | 65Z875R |
65Z770Sと65Z875Rの音質・スピーカー性能を比較

どちらも重低音立体音響システムZを搭載していますが、音声出力は65Z875Rのほうが大きく、テレビ単体で迫力のある音を楽しみやすくなっています。
どちらも重低音立体音響システムZを搭載
65Z770Sと65Z875Rは、どちらも重低音立体音響システムZを搭載しています。
メインスピーカー、トップスピーカー、ウーファーを組み合わせた合計7個のスピーカーで、画面の広がりに合った立体的な音を再現します。
Dolby Atmosにも対応しており、映画、ライブ、スポーツなどで音が上下や左右へ広がる感覚を楽しみやすい設計です。
65Z875Rは出力の大きいスピーカー構成を採用
65Z875Rは、2wayメインスピーカー、トップスピーカー、ウーファーを合計70Wで駆動します。
65Z770Sも同じ7スピーカー構成ですが、音声実用最大出力は合計60Wです。
数値だけで音質のすべてが決まるわけではありませんが、広い部屋で音量を上げる場合や、映画やライブの迫力を重視する場合は65Z875Rが有利です。
スピーカー構成と実用最大出力を比較
| 音響項目 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 音響システム | 重低音立体音響システムZ | 重低音立体音響システムZ |
| 音声実用最大出力 | 合計60W | 合計70W |
| スピーカー数 | 合計7個 | 合計7個 |
| トップスピーカー | 搭載 | 搭載 |
| ウーファー | 搭載 | 搭載 |
| Dolby Atmos | 対応 | 対応 |
| クリア音声 | 対応 | 対応 |
ニュース・映画・スポーツ・ライブの聞こえ方を比較
ニュースやドラマの会話を聞く用途では、どちらもクリア音声や自動音質調整を利用できます。
映画の低音、スポーツ会場の歓声、ライブの音の広がりでは、出力の大きい65Z875Rが選びやすいでしょう。
| 用途 | 選びやすいモデル |
|---|---|
| ニュース・ドラマ | どちらもおすすめ |
| 映画の迫力 | 65Z875R |
| ライブ映像 | 65Z875R |
| スポーツ | 65Z875R |
| 通常のテレビ視聴 | 65Z770Sでも十分 |
テレビ単体の音質を重視するならどちらか
サウンドバーを追加せず、テレビ単体で音を楽しみたいなら65Z875Rがおすすめです。
合計70Wの出力があり、大画面に合った迫力を感じやすくなっています。
一方、65Z770Sも合計60Wと十分な出力があり、一般的なテレビ視聴では不足を感じにくいでしょう。
将来的にサウンドバーを追加する予定であれば、内蔵スピーカーの差よりも、価格や録画機能を優先して選ぶ方法もあります。
65Z770Sと65Z875Rのゲーム性能を比較

ゲーム性能は2機種の共通点が多く、上位モデルの65Z875Rが大幅に有利というわけではありません。
家庭用ゲーム機やゲーミングパソコンを接続する場合は、どちらも高性能です。
どちらも4K・最大144Hz VRRに対応
65Z770Sと65Z875Rは、どちらも120Hz倍速パネルを採用し、ゲームモードでは最大144Hz VRRに対応しています。
対応するゲーミングパソコンを接続すれば、動きの速いレース、シューティング、アクションゲームなどをなめらかに表示できます。
PS5やXbox Series Xでは、対応するゲームで4K・120Hz表示を利用できます。
VRR・ALLM・AMD FreeSyncへの対応を比較
| ゲーム機能 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 4K・120Hz | 対応 | 対応 |
| 最大144Hz VRR | 対応 | 対応 |
| VRR | 対応 | 対応 |
| ALLM | 対応 | 対応 |
| AMD FreeSync | 対応 | 対応 |
| ゲーミングメニュー | 対応 | 対応 |
VRRは、ゲーム側のフレームレートにテレビの表示を合わせ、画面のずれやカクつきを抑える機能です。
ALLMは、ゲーム機を検出すると自動で低遅延のゲームモードへ切り替える機能です。
ゲームに必要な基本機能は、どちらも充実しています。
高リフレッシュレートに対応するHDMI端子を確認
4K・120Hzや最大144Hz VRRを利用するときは、対応するHDMI端子へゲーム機やパソコンを接続する必要があります。
すべてのHDMI端子で同じ高リフレッシュレートを利用できるわけではありません。
また、サウンドバーをeARC対応端子へ接続すると、高性能なHDMI端子を1つ使用することになります。
ゲーム機、レコーダー、サウンドバーを複数接続する方は、購入前に端子の使い方を整理しておきましょう。
PS5・Xbox・ゲーミングPCとの相性を比較
| 接続機器 | おすすめ |
|---|---|
| PS5 | どちらもおすすめ |
| Xbox Series X | どちらもおすすめ |
| ゲーミングPC | どちらもおすすめ |
| Nintendo Switch | どちらでも十分 |
| 画質も重視したい | 65Z875R |
| 価格や省エネ性を重視 | 65Z770S |
ゲーム性能だけなら大きな差はあるのか
ゲームの対応規格だけを見ると、大きな差はありません。
どちらも4K・120Hz、最大144Hz VRR、ALLMなどに対応しています。
量子ドットによる鮮やかなゲーム映像や上位の画質処理を重視するなら65Z875Rが有利です。
ゲーム性能と価格、省エネ性のバランスを重視するなら65Z770Sでも十分でしょう。
ゲーミングPCでさらに高いリフレッシュレートを重視する場合は、65Z770SとTCL 65C7Kの比較も参考になります。65C7KはフルHD・最大288Hz VRRに対応している点が特徴です。
65Z770Sと65Z875Rのネット動画・操作性を比較

65Z770Sと65Z875Rは同じREGZAのため、基本的な操作方法や対応する動画配信サービスには多くの共通点があります。
どちらも主要な動画配信サービスに対応
どちらもNetflix、YouTube、Amazon Prime Video、Disney+など、主要な動画配信サービスに対応しています。
テレビをインターネットへ接続すれば、外付けのストリーミング端末を用意しなくても、映画、ドラマ、アニメ、音楽などを楽しめます。
サービスによっては、別途契約や利用料金が必要です。
テレビ放送・録画番組・ネット動画をまとめて探せる
どちらも、テレビ放送、録画番組、ネット動画から見たいコンテンツを探しやすいREGZA独自の機能に対応しています。
番組名、出演者、ジャンルなどを使って検索できるため、放送、録画、動画配信サービスを意識せずにコンテンツを探しやすくなっています。
ただし、65Z875Rはタイムシフトマシンに対応しているため、検索対象となる過去番組が多くなります。
音声操作とレグザAI機能を比較
音声操作やAIを使った番組検索など、日常的なスマート機能はどちらも充実しています。
リモコンから番組名や出演者を話しかけることで、文字を入力する手間を減らせます。
65Z770Sは新しい世代のモデルですが、視聴体験全体では、タイムシフトマシンを搭載する65Z875Rにも大きな強みがあります。
リモコン・ホーム画面・番組検索の使いやすさを比較
同じREGZA同士のため、リモコンやメニューの考え方に大きな違いはありません。
これまでREGZAを使っていた方であれば、どちらも比較的スムーズに操作しやすいでしょう。
| 操作項目 | 違い |
|---|---|
| 基本的なリモコン操作 | 大きな差は少ない |
| 動画アプリ | どちらも主要サービスに対応 |
| 音声検索 | どちらも対応 |
| 録画番組検索 | 65Z875Rが有利 |
| 過去番組表 | 65Z875Rのみ対応 |
日常的な操作で感じる違いを確認
ネット動画や通常のテレビ視聴が中心であれば、操作性に大きな差は感じにくいでしょう。
タイムシフトマシンを使い、過去番組表から番組を探したい場合は、65Z875Rのほうが便利です。
日常的な使いやすさだけなら65Z770Sでも十分ですが、番組の見逃しを減らしたい方には65Z875Rが向いています。
65Z770Sと65Z875Rのサイズ・重さ・電気代・価格差を比較

65V型テレビは大きく重いため、購入前に本体サイズ、テレビ台の耐荷重、搬入経路を確認する必要があります。
省エネ性には比較的大きな差があります。
本体サイズとスタンド形状を比較
| 項目 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 横幅 | 約144.6cm | 約144.8cm |
| 高さ | 約86.5cmまたは89.5cm | 約89.4cm |
| 奥行 | 約29.1cm | 約29.2cm |
| スタンド込み重量 | 約27.5kg | 約31.5kg |
| 本体のみ重量 | 約21.6kg | 約25.6kg |
横幅と奥行はほぼ同じです。
現在使っているテレビ台に65Z770Sを置ける場合、65Z875Rも設置できる可能性がありますが、重量は65Z875Rのほうが重くなっています。
スタンドの高さ調整と設置性を確認
65Z770Sは、スタンドの高さを2段階から選べます。
画面下にサウンドバーを置く場合など、設置する機器に合わせて高さを変更できるのが便利です。
65Z875Rも一般的なテレビ台へ設置しやすい奥行ですが、重量があるため、テレビ台の耐荷重を確認しましょう。
どちらも大型テレビのため、設置は2人以上で行うか、購入店の設置サービスを利用するのがおすすめです。
本体重量と設置時の注意点を比較
65Z875Rは、65Z770Sよりスタンド込みで約4kg重くなっています。
わずかな差に見えますが、65V型テレビは画面が大きく持ちにくいため、実際の設置では負担になります。
テレビ台の耐荷重、床の安定性、転倒防止対策も確認しましょう。
壁掛けにする場合は、テレビ本体の重量に対応する金具と、壁の十分な強度が必要です。
消費電力と年間消費電力量を比較
| 項目 | 65Z770S | 65Z875R |
|---|---|---|
| 定格消費電力 | 246W | 348W |
| 年間消費電力量 | 124kWh/年 | 172kWh/年 |
| 待機時消費電力 | 0.4W | 0.5W |
| 省エネ性 | 優れている | 機能を重視した設計 |
省エネ性では65Z770Sが有利です。
65Z875Rは高画質処理、量子ドット、タイムシフトマシン、音響などが充実している一方、消費電力も大きくなっています。
特にタイムシフトマシンを長時間利用する場合は、テレビ本体だけでなく、外付けハードディスクも動作します。
電気使用量を抑えたい方には65Z770Sが選びやすいでしょう。
型落ち価格を含めてコストパフォーマンスを判断
65Z875Rは型落ちモデルのため、販売店によっては価格が下がっていることがあります。
65Z770Sとの価格差が小さい場合は、上位機能を備えた65Z875Rのコストパフォーマンスが高くなります。
ただし、型落ちモデルは在庫が少なくなると、価格が上がったり選べる販売店が減ったりすることもあります。
| 価格差の目安 | 選び方 |
|---|---|
| 価格差が小さい | 65Z875Rが有力 |
| 65Z770Sが大幅に安い | 65Z770Sが選びやすい |
| タイムシフトを使う | 価格差があっても65Z875R |
| タイムシフトを使わない | 65Z770Sで十分 |
| 電気使用量を抑えたい | 65Z770S |
REGZA 65Z770Sと65Z875Rの違いまとめ
REGZA 65Z770Sと65Z875Rは、どちらも65V型の4K Mini LED液晶テレビですが、シリーズ内での位置づけが異なります。
65Z770Sは2026年の新しいスタンダードモデル、65Z875Rは2025年の型落ちハイグレードモデルです。
| 65Z770Sがおすすめな人 | 65Z875Rがおすすめな人 |
|---|---|
| 新しいモデルを選びたい人 | 上位モデルをお得に購入したい人 |
| 電気使用量を抑えたい人 | 画質を重視する人 |
| タイムシフトを使わない人 | タイムシフトマシンを使いたい人 |
| 地デジや動画を普通に楽しみたい人 | 地デジ・映画・動画を高画質で見たい人 |
| 本体の軽さを重視する人 | テレビ単体の音質を重視する人 |
| 最大144Hzでゲームをしたい人 | ゲームの色鮮やかさも重視する人 |
| 機能を絞って選びたい人 | 録画予約の手間を減らしたい人 |
省エネ性、新しさ、基本機能のバランスを重視するなら65Z770Sがおすすめです。
高輝度Mini LED、120Hz倍速、最大144Hz VRR、2番組同時録画などを備えており、一般的なテレビ視聴からゲームまで幅広く対応できます。
画質、タイムシフトマシン、テレビ単体の音質を重視するなら65Z875Rがおすすめです。
レグザエンジンZRα、広色域量子ドット、地デジAIビューティPRO、最大6チャンネルのタイムシフト録画、合計70Wの音響など、型落ちでも上位モデルらしい機能を備えています。
ゲーム性能はどちらも高く、4K・120Hzや最大144Hz VRRに対応しているため、ゲーム機能だけで選ぶ場合は大きな差はありません。
最終的には、購入時の価格差とタイムシフトマシンを使うかどうかが、選択の大きなポイントです。
価格差が小さければ65Z875R、タイムシフトを使わず省エネ性を重視するなら65Z770Sという基準で選ぶと判断しやすいでしょう。
なお、65Z770Sを軸に他メーカーの上位Mini LEDテレビも比較したい場合は、65Z770SとBRAVIA 7 IIの比較も参考になります。録画の使いやすさを重視するREGZAと、映画画質やGoogle TVを重視するBRAVIAの違いを確認できます。

